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2018年6月25日(月)
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【ロゴマーク編】高鍋信用金庫

2013/07/09

創立60周年時に作られたデザイン


 「この街とともに」をスローガンに、地域密着型の金融機関として知られる「高鍋信用金庫」のロゴマークをご存じだろうか。以前は同金庫のローマ字表記から取った「TS」をロゴとして使用していたが、創立60周年の記念にあわせてロゴマークを刷新しようという話が進み、誕生した。

高鍋信用金庫のロゴマーク。太陽と白ユリ、鳥が翼を広げて飛び立とうとする姿を表現している

高鍋信用金庫のロゴマーク。太陽と白ユリ、鳥が翼を広げて飛び立とうとする姿を表現している

 1981(昭和56)年、当時の総務部の職員数人による協議のもと、「インパクトがあり、当金庫のコンセプトが伝わるものを」と、約半年かけてデザイン、制作した。真っ赤な太陽とすくすくと伸びる線の美しさ、花言葉「誠実」を意味する白ユリを取り入れて、鳥が翼を広げて飛び立とうとする姿を表現した。「未来を切り開く力強い発展のエネルギーと、未来へはばたくさわやかな夢を形にしたいと考えた」と話してくれたのは、同金庫総合企画部総合企画グループ部長の近藤真司さん(55)。

 シンボルマークの色は「たかしんレッド」と呼ばれ、南国宮崎の燃える太陽をイメージ。太陽以外にも情熱や温かいふれあいの心を表現しているという。白ユリを着想させた理由については、「花言葉でもある『誠実』は、金融機関にとって第一に求められる理念です。当金庫のシンボルフラワーでもあり、白ユリを施した通帳や証書なども作っていた」と近藤さん。シンボルマーク入りの社章は従業員291人全てが身に着けていて、名刺や、顧客に渡すタオルやモバイルクリーナー、ボールペンなどにも使われている。

 「私自身が81年の入社で、シンボルマークが誕生したのと同時期ということもあり個人的にもなじみ深いです。創立100周年に向けて、情熱を持って仕事に励んでいきたい」と近藤さん。

顧客に進呈しているタオルや手ぬぐい、ボールペンなどにもロゴマークが入っている

顧客に進呈しているタオルや手ぬぐい、ボールペンなどにもロゴマークが入っている

 地域密着という同金庫のカラーをPRしようと、人物キャラクターのイラストも作っている。職員の公募で決定、97年7月に完成した。主人公はたかおくん。たかおくんの両親、妹、友達、犬のキックをデザインしていて、ほのぼのとした雰囲気に親近感が沸く。

 定期的にボランティア活動にも励んでいる同金庫。毎月第2木曜日は「たかしん感謝デー」として各支店の周辺を清掃したり、「信用金庫の日(6月15日)」に合わせ今年は、宮崎市内で営業する同金庫の8支店で同市新別府町の一ツ葉海岸の入り江周辺の清掃活動を行った。

 「ボランティア活動を通して地域のお役に立てるだけでなく、職員同士の交流や、連帯感向上にもつながる」と、今後も継続していく。

 「地域の活性化なくして発展はない。地元に根ざして、顧客の思いに寄り添いたい」という、近藤さんの熱意のある言葉が力強かった。経営理念でもある「親切と笑顔を大切に、地域社会に心から奉仕する」を胸に、これからも顧客との結びつきを深めていってほしい。

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