みやビズ

2018年10月23日(火)
就活情報局 教えて先輩

旅行業界に入りたい

2017/11/28

質問者:宮崎大地域資源創成学部2年女子(19)

 時間さえあれば、すぐ旅行に出掛ける旅好きで、将来はぜひその業界に入りたいと考えています。旅行を企画する面白さや苦労について知りたいです。

回答者:宮崎交通(宮崎市)/旅行部営業グループ主任/林優里さん(32)


思い出づくり貢献にやりがい


「旅と関わる仕事がしたかった」と話す林さん。行程組み立てから添乗までこなす今の仕事にやりがいを感じている=17日午後、宮崎市ボンベルタ橘7F・宮交観光本社

「旅と関わる仕事がしたかった」と話す林さん。行程組み立てから添乗までこなす今の仕事にやりがいを感じている=17日午後、宮崎市ボンベルタ橘7F・宮交観光本社

 私は宮崎市出身で、宮崎学園高、南九州短期大を経て、2007年に宮崎交通に入社しました。10年に「宮交観光」の呼び名で親しまれている旅行部に異動となり、現在は主に法人企業の社員旅行の企画提案を行っています。

 担当する旅行の規模はさまざまで、お客さまの要望に応じた行程づくり、チケットの手配、実際のツアーへの添乗まで業務に含まれます。弊社では、基本的に一人の担当者が最後まで一貫して対応します。

 メインの仕事となる行程づくりですが、社員旅行は基本的にゼロから作り上げるオーダーメード。まずは行き先と日数を先方の希望内容に応じて、決めていきます。次に観光スポットの見学や評価の高いレストランでの食事など細かい要素を詰め込んでいくのですが、全部を取り入れるのは多くの場合は難しいものです。

 こだわればこだわるほど費用がかかり、時間も必要になってしまいますし、ハードなスケジュールはお客さまの負担になってしまいます。どこを優先し、どこを削るか-。この取捨選択がいつも頭を悩ませるところで、先方の担当者と何度も納得いくまで打ち合わせをして、一つの旅行プランが完成します。

 プランを提案する際の強みとなるのが、その目的地に関する知識です。実際に自分が行ったことがあればベストですが、すべての場所でそういうわけにもいきません。ただ、社内には経験豊富なスタッフが多くいるため、ほとんどのところの情報収集は可能な態勢になっています。

 もちろん、人に甘えるだけではいけません。ガイド本はもちろん、自治体の資料などで知識を付けた上で、可能な限り現地に足を運ぶようにしています。自分が実際に訪れた場所は、勝手がつかめるだけに、お薦めしやすいですからね。ちなみに、社員旅行の行き先で圧倒的に多いのが九州で、鹿児島や大分が8割ほどを占めます。

 やりがいを感じるのは、自分の企画した旅行の参加者から「楽しかった」「満足した」と言ってもらえる時。記憶に残る思い出づくりに貢献できれば、それ以上の喜びはありません。

 私も質問者さんと同様、もともと旅好きで、高校生の時には航空、旅行業界に興味を持っていました。加えて、地元に密着した企業というところに魅力を感じて、今の会社に入社しました。

 学生のうちに頑張っていただきたいのが、英語の勉強です。私は入社して最初の配属が航空部で、宮崎ブーゲンビリア空港の全日空カウンターでグラウンドホステスを2年半経験しました。その際にも必要性を感じましたし、現在の職場でも海外ツアーへの添乗などあります。身ぶり手ぶりのコミュニケーションで間に合うことが多いですが、使えるに越したことはありません。さまざまな場面で自分の強みになるでしょう。

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