みやビズ

2018年4月23日(月)
就活情報局 教えて先輩

宮崎ならではのITの仕事したい

2017/02/28

質問者:宮崎大工学部3年男子(22) 伸びているIT業界の厳しい環境で自分のスキルを磨きたい。宮崎ならではのIT関連の仕事を教えてください。

質問者:宮崎大工学部3年男子(22)

 伸びているIT業界の厳しい環境で自分のスキルを磨きたい。宮崎ならではのIT関連の仕事を教えてください。

回答者:クリエート(門川町)/システム部LAB課主任/鶴野彰浩さん(35)


農場や直売所に行きシステム開発


クリエートには東京オフィスがあり、受託開発に携わる鶴野彰浩さんは2、3カ月ごとに東京と宮崎を往復。「去年は1年の半分を東京で過ごしました」と笑う

クリエートには東京オフィスがあり、受託開発に携わる鶴野彰浩さんは2、3カ月ごとに東京と宮崎を往復。「去年は1年の半分を東京で過ごしました」と笑う

 当社は設立19年目で、ソフトウエア開発を主な業務としています。(1)自社パッケージの開発・販売(2)同業パートナー企業からの受託開発(3)エンジニアの派遣-が事業の柱。私は(2)を担うLAB課のシステムエンジニア(SE)です。

 自社パッケージの中でも、肉牛肥育農家の経営を助ける肥育牛個体管理システム「特選牛」と、農家さんからの入荷やレジ、清算などの業務を大幅に効率化する「EC直売所システム」は看板製品。宮崎は農業県なので「宮崎らしさ」を感じます。これらのシステムは農家さんの意見を聞きながら開発。時には長靴を履き、農場で調査やシステムの検証をしたり、農産物直売所でひたすら人の動きを観察してシステム開発に生かしたりしています。

 当社にプログラマー(PG)として入社された場合、まずプログラムを理解する足掛かりとして、社内で教育プログラムを50~60時間受講します。これと並行し、先輩社員に付いて簡単なプログラムを作ったり、それが正常に作動するかテストしたりしながら少しずつシステム開発に慣れてもらいます。チームで仕事をするので、常に周囲が温かくフォローしてくれます。また、自由参加の勉強会もあり、私の課では週2回、プログラムについて勉強しています。

 PGとして大事な仕事を任せられるまで2、3年。技術と経験に加え、お客さまと社内からの信頼も必要です。大体の仕事の流れは、SEがお客さまから要望や要件を聞いてシステムを設計し、それに沿ってPGがプログラミングします。

 SEにキャリアアップするにはコミュニケーション能力が必須条件です。協調性はもちろん、出した指示をPGに納得してもらえる説明力、お客さまから細かに要望を引き出す力、それを的確に捉える理解力。これらを含めたコミュニケーション能力です。

 仕事をする上で大切なのは、小さな仕事でも責任感を持って取り組み、妥協しないこと。妥協しない分、何もしなければ作業時間が増えてしまうので、作業効率化の工夫も重要です。また、社員やお客さまとの積極的なコミュニケーションを意識すれば、仕事を円滑に進めることができます。働きやすく、ストレスのない環境を自分でつくれるわけです。

「立場の垣根がなく、とても雰囲気のいい会社」と語る鶴野さん(右)。隣は上司のシステム部長、久家栄二さん

「立場の垣根がなく、とても雰囲気のいい会社」と語る鶴野さん(右)。隣は上司のシステム部長、久家栄二さん

 お客さまが求める条件や納期が厳しくても、チームで協力しながら試行錯誤し、やり遂げたときの達成感をメンバーと共有できるのが、この仕事の魅力です。それに、苦労した分、自分のスキルが上がったことを実感できます。

 この仕事に就くには、国家資格「基本情報技術者」を取得できるレベルであれば全く問題ありません。学生時代に国家資格や民間資格を可能な限り取得しておくと、就職には有利でしょう。当社では資格の種類や数に応じた資格手当制度もあります。また、当社では未経験者も第一線で活躍しています。教育プログラムや勉強会でスキルは身につくので、やる気、吸収力があれば大丈夫です。

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