みやビズ

2018年4月24日(火)
就活情報局 教えて先輩

庭をデザインしたい

2017/01/31

質問者:南九州大環境園芸学部3年女子(21)

 造園に興味があり、大学では基礎的なことを学んでいます。自分のデザインした庭を造ることが夢で、県内での就職を希望しています。

回答者:サンホーム(宮崎市)/「ガーデン光房」エクステリアアドバイザー 齊田優花さん(25)


学生時代に感性磨いて


自社展示場で「自分のデザインしたものが長く残るというのもこの仕事の魅力」と話す齊田優花さん

自社展示場で「自分のデザインしたものが長く残るというのもこの仕事の魅力」と話す齊田優花さん

 私は熊本県立大文学部を卒業し、2014年に入社しました。地元宮崎で就職したかったこと、接客が好きなことから「ガーデン光房」でおなじみのサンホームに就職しました。会社の雰囲気がとても良かったことも決め手になりました。ただ、大学で学んだのは英語で、専門知識はゼロ。造園に関心があったわけでもありませんでしたが、今は本当に素晴らしい職業に出合えたと思っています。

 当社は一般住宅の仕事が多く、庭造りに関する職種は(1)営業職のアドバイザー(2)設計職のデザイナー(3)左官・造園・エクステリア職人-の三つ。私は入社後、希望通りアドバイザーに配属されました。途中でデザイナーへも転向できますし、その逆も可能です。入社には専門的な知識や経験は不問です。

 アドバイザーはお客さまの相談や依頼を受け、ご自宅や新築予定地を訪問します。最初に周囲の環境や敷地の高さ、形状、建物の雰囲気、動線などを確認。ご要望や使い勝手を考慮し、どこに何を配置するのかを検討します。さらに、門柱やアプローチ、花壇などのデザイン、素材、色などを考えます。お客さまの好みを知るため、会話を重ねることは当然ですが、私はお客さまの服装や持ち物などを観察しています。

 そうして仕上げたデザインの図面を基に、デザイナーに設計図を作ってもらい、お客さまに見積書と共に提案。タイルやレンガなど、使用する材料を展示場で確認してもらうなどの詳細を詰めて設計を確定し、工事では現場管理も行います。

客の要望や好み、使い勝手などを考慮し、庭のデザインを提案する齊田さん

客の要望や好み、使い勝手などを考慮し、庭のデザインを提案する齊田さん

 私はお客さまと話すのが好きですし、庭が完成し、お客さまに喜んでいただいたときに大きなやりがいを感じます。自分のデザインしたものが長く残るというのもこの仕事の魅力です。

 お客さまの期待に応えるには、デザインの引き出しを増やす必要があるので、先輩の図面を見たり、外部講師による社内研修を受けたりして、デザイン力を高めています。また、住宅街では外構を見るようにしていて、「いいな」と思ったら、なぜそう思ったのかを考えます。その答えは色使いであったり、全体のバランスであったりするわけで、これも勉強になります。

 入社後の話をしておきます。まず2カ月ほどはカーポートやガーデンルームといったエクステリア商品に関する座学があり、これと並行し、先輩社員と一緒に現場を見て回ったり、簡単な施工を体験したりします。工事の段取りや材料の発注などを行う現場管理も経験します。この後、各部署に配属されます。アドバイザーの場合は約2カ月をかけ、先輩に付いて接客やプランの作成、見積書の作り方などを学びます。それからは1人で業務に当たるのですが、先輩や他の部署が温かくフォローしてくれます。

 私は入社1年目にエクステリアプランナーの2級を取得しました。資格は入社後に取ればいいので、学生のうちは植物に関する知識を深めたり、いろいろな庭や公園、商業施設の緑地スペースなどを見て感性を磨いたりしてほしいですね。

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