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2018年6月25日(月)
西日本新聞経済電子版(qBiz)

普賢岳災害の再現ドラマ制作 記念館改装、最新技術で継承

2018/03/29
大火砕流の被害を再現ドラマで伝える4K映像=28日午前、長崎県島原市

大火砕流の被害を再現ドラマで伝える4K映像=28日午前、長崎県島原市

 長崎県の雲仙・普賢岳の噴火災害を伝える「雲仙岳災害記念館」(同県島原市)が初の大規模改装を行い、4月1日のリニューアルオープンを前に28日、報道陣に公開された。現役の消防団員らが出演する大火砕流の再現ドラマを新たに制作し、大型スクリーンで上映。高画質で臨場感のある音響が特徴の4K映像を採用するなど、最新技術を駆使し「現場」への没入感を高めた。

 記念館は2002年7月、県が寄付金など43億円を投じ開館。有料入館者は初年度の約35万9千人から激減し、17年度は6万7千人を見込む。約4億円を投じた大改装で18年度は12万5千人を目指している。

 直径14メートルの「平成大噴火シアター」では、43人の犠牲者を出した1991年6月3日の大火砕流をドラマ仕立てで再現。当時を知る人の証言を基に、消防団員や報道関係者、タクシー運転手らが犠牲になるまでの行動を刻一刻と描き、地元の語り部も出演している。

 さらに、普賢岳のジオラマにプロジェクションマッピングを投影し、火砕流や土石流の流れを再現。ドローンで撮影した溶岩ドームなどの映像を足元のスクリーンに映し出す試みも取り入れた。

西日本新聞社

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