みやビズ

2018年10月21日(日)
西日本新聞経済電子版(qBiz)

スペースワールド跡地、土壌汚染の可能性 北九州市「規制区域」に SW開業前には工場

2018/01/12
昨年12月31日に営業を終えた「スペースワールド」=北九州市八幡東区

昨年12月31日に営業を終えた「スペースワールド」=北九州市八幡東区

 北九州市は11日、昨年末に閉園した同市八幡東区のテーマパーク「スペースワールド」の跡地約22ヘクタールの利用に絡み、有害物質に汚染されている可能性があるとして、土壌汚染対策法に基づき、掘削工事などを行う場合、2週間前までに市への届け出を義務付ける規制区域に指定した。SW開業前には新日鉄(現新日鉄住金)の工場があり、昨年11月24日、土地を所有する新日鉄住金から市に区域指定の申請があった。

 市によると、汚染の可能性があるのはベンゼン、シアン、セレン、鉛、ヒ素、フッ素、ホウ素の7物質。1925~80年、レールなどの製造工場で使用された石炭に含まれていた可能性があるという。どの物質にどれくらい汚染されているかは不明。SWは90年の開業前に地盤をかさ上げして舗装しており、市環境監視課は「現状では有害物質の飛散はない」とみている。

 市によると、区域指定に伴い、地下水に影響が出ない工法を採用し、土壌を区域外に出す際には汚染処理できる業者に委託することなども必要になる。指定区域は市内に約40カ所ある。

 跡地を巡っては、イオンモール(千葉市)が大型複合施設を計画。今後、遊具の撤去工事などが進むとみられ、区域指定の必要性が生じた。

西日本新聞社

【関連記事】
スペースワールドに巨大プラネタリウム 跡地と一体、教育施設整備へ
さらばスペースワールド 27年の歴史に幕ファン惜しむ
スペワの続きはこの星で おうし座星群にある星の命名権取得
「最後まで笑顔で来てほしかった」 閉園のスペワ、「笑える広告」の理由
スペースワールド跡地賃貸、イオンと年明け契約へ 新日鉄住金

アクセスランキング

ピックアップ