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2018年10月23日(火)
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「在野の技術力で勝負」 ドローン最大手DJIの国際ロボ大会 福岡のチームが日本勢初参戦へ

2017/12/07
打ち合わせや開発作業ができ、ロボットのテストを行えるフィールドも備えた「ニワカラボ」

打ち合わせや開発作業ができ、ロボットのテストを行えるフィールドも備えた「ニワカラボ」

 福岡の企業とロボット愛好家らでつくるチームが来年夏、中国・深センで開かれるロボットの国際大会へ、日本勢として初めて出場することになった。人間が操縦するロボットによる戦闘ゲームで、各国から200以上のチームが参加し、世界中で数百万人がオンライン視聴する大規模な大会。「FUKUOKA NIWAKA」(フクオカ・ニワカ)のチーム名で挑むメンバーは「日本の高い技術を、福岡から発信してみせる」と優勝を目指す。

 フクオカ・ニワカはウェブマーケティングや電子商取引(EC)などを手掛ける「ニワカソフト」(福岡市中央区)を中心に、ロボット愛好家や高専の学生ら30人以上で構成する。

 きっかけは2年前。ニワカソフトの古賀聡社長は、出張先の中国で現地のインターネット関連企業の開発者に「日本のロボットには、面白いものがない」と指摘された。「単純に、悔しかった」と振り返る古賀さん。帰国後、知人で、ホビーショップを展開する「クラフトハウス」(福岡市中央区)の栗元一久社長に相談。国内の二足歩行ロボットコンテストで優勝経験があり、福岡のロボット愛好家と幅広く交流を持つ栗元さんも呼応した。

 目指す大会は、ドローン世界最大手の中国企業「DJI」が主催する「ロボマスターズ」。日本での認知度はあまり高くないが、同国最大規模で、大会をテーマにしたアニメが日中合作されるなど、存在感は高まりつつある。ニワカソフトには中国人の社員がおり、主催側とのやりとりや提出書類などの手続きをクリア。日本で最初の出場チームとなった。

 1チームはロボット7体で編成。ロボットとドローンから送られる映像を頼りにロボットを操縦して弾を撃ち合い、相手の陣地を攻め落とすゲーム形式で勝敗を決める。

 中国や香港をはじめ、米国やシンガポールから強豪が出場を予定する中、フクオカ・ニワカはあえて大企業の支援を頼まない。栗元さんは「福岡の在野エンジニアの力を見せたい」と話す。

 大会に向け、ニワカソフトは福岡市博多区内のビル地下を借り、ロボット開発拠点を整備。来年4月に迫る主催者側への機体提出に向け、開発作業が正念場を迎える。同社は今後、この拠点をモノ作りの共用スペースとしても生かしたい考えで、「ロボットに関するさまざまなアイデアや技術が集まる場所にできれば」としている。

西日本新聞社

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