みやビズ

2019年10月14日(月)
ニューフェース

宮崎交通/貸切高速自動車営業所ガイド 甲斐絢子さん(20)

2011/06/13
初乗務へ案内のスキルアップ目標

実際のバス車内で案内を練習する甲斐さん。話題が豊富で、乗客を飽きさせないガイドになることも目標も一つだ

実際のバス車内で案内を練習する甲斐さん。話題が豊富で、乗客を飽きさせないガイドになることも目標も一つだ

 バスガイドのデビュー路線は宮崎市-日南市飫肥の定期観光バス。お客さまの出迎えから見送りまでの案内原稿は約60ページに及ぶ。車内での細かな所作や観光情報はもちろん、目的地までの周辺情報など、一つのルートで覚えなければならない話題は数十項目になり、「最初は全然覚えられなくて大変だった」とはにかむ。

 デスクワークより体を動かす仕事に就きたかったという。ガイドを目指すきっかけは短大時代に就職課で見た求人案内。「修学旅行の時のガイドさんの話が面白かった。大変そうだが華のある仕事」と思い、宮崎交通の採用試験に臨んだ。

 4月の入社以降、同社の貸切高速自動車営業所(宮崎市源藤町)で研修に励む。原稿の暗記作業やスピーチに加え、「刈干切唄」や「ひえつき節」といった県内の民謡などを練習する。中でも苦労するのが、一人でも間違えたら最初からやり直しという原稿の合同暗記の時間だ。「同期全員が暗記できるまでに2時間近くかかることがある。最近ではお風呂の中で原稿をつぶやいたり、民謡を口ずさんだりしている」。

 今月下旬に、定期観光バスの初乗務が決まった。「先輩の中には、全国からお礼状をもらう方や、リピーターが付く方もいる。うまくできるか不安はあるけど、もう一度乗りたいと思われるガイドになりたい」と甲斐さん。間近に迫るデビューの日を目指し、今日も原稿に向かっている。

甲斐絢子さん

甲斐絢子さん

【ひとこと】
「おしゃべりも歌うことも好きだから、向いているはず」という友人からのアドバイスは、ガイドを目指す大きな後押しになりました。今は一日も早く多くのことを覚えることが先決ですが、将来は家族や友人、特に母を乗せて案内したいです。

【先輩からのひとこと・矢島由美さん(41)】

 最初は声が小さかったですが、徐々に人前でも大きな声が出るようになり、前向きに取り組んでいると思います。バス内の所作や原稿の暗記など、覚えることが多くて大変だと思いますが、現場で必ず役に立ちます。お客さまの声がじかに届くやりがいのある職業なので、長く続けてもらいたいですね。

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