みやビズ

2019年10月17日(木)
ニューフェース

JA宮崎中央会総務部/田中紘一さん(25)

2011/11/21

現場目線を持った職員に


研修の一環で、ピーマンの収穫作業を行う田中さん。本格的な農作業の経験はほとんどなかったという

研修の一環で、ピーマンの収穫作業を行う田中さん。本格的な農作業の経験はほとんどなかったという

 「日本の食料自給率は40%台と低水準で推移している。どうしてもっと上げることができないんだろう」。高校時代に抱いたそんな素朴な疑問から、福岡県内の大学の農学部へ進学。専攻は農業経済で、「農業による地域経済の発展」をテーマに大学院にも進んだ。卒業後、学んだ知識を故郷で最大限に生かせる職場として選んだのがJA宮崎中央会だった。

 中央会では、入社後1年間の研修期間を経て各部署へ配属されるのが通例。今年4月の入社から9月までの6カ月間、宮崎市田吉にあるJAの講習所に入所。県内の各JAから選抜された約20人のメンバーと寮生活を送りながら、農業の現状や組織に関することなど必要な知識を一から学んだ。

 さらに10月からは、選果場や農場などJA関連施設での実地研修がスタート。ハウス内でのピーマン収穫作業が延々と続いた週には「目をつぶっても目の前に緑色のピーマンが見えるほどだった」と笑う。体力的にきつい日々だったが「この仕事をしていくからには現場のことはできる限り詳しく知っておきたい。毎日が新たな経験や発見でとても充実している」。

 今後は「どんな職場でもリーダーシップを発揮できるような力を身に付けて、周囲から頼られる存在になっていきたい」という。

JA宮崎中央会の田中紘一さん

JA宮崎中央会の田中紘一さん

【ひとこと】
 高校時代から始めたバドミントンが趣味。週に2回ほど、社会人サークルで汗を流します。20~30代のメンバーが多く今後仕事の幅を広げるのにも役立つのでは、と考えてます。このほか、家ではフォークギターを弾いて気分転換をしています。

【上司のひとこと・農政部農政課・黒木陽介主査(31)】
 中央会は、組合員の所得向上や地域農業の振興を目指して組織する団体。常に、現場目線でものごとを考えられる職員になってほしいと期待している。

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