みやビズ

2019年10月16日(水)
ニューフェース

中園工業所(延岡市)/森崎竜紀さん(21)

2011/10/24

ものづくりのエキスパート目指す


金属を加工する機械を操る森崎さん

金属を加工する機械を操る森崎さん

 携帯電話のディスプレーや太陽電池パネルなど、身の回りにあふれる精密機器。これらを製造するには、高真空装置(真空チャンバー)と呼ばれる装置が不可欠になる。この装置の製造を手掛ける中園工業所(延岡市粟野名町)へ2月に入社し、「大手メーカーが製造する機器もこの装置が必要。縁の下の力持ちにもなるこの仕事はやりがいがある」と胸を張る。

 工業都市延岡に生まれ、幼いころからものづくりへの関心は高かった。工業高校に進み、卒業後はものづくり王国名古屋へ。車の部品を造る生産ロボットを製造する会社に就職したものの、環境が合わず退職した。帰郷し、職業訓練センターに通っていたときに出合ったのが中園工業所だった。

 同社は、金属加工から溶接、組み立てなどに分かれており、最初に配属されたのが機械加工部門。五面加工機と呼ばれる金属を切削する機械を任された。機械を扱うには図面を読み解き、3次元の作業工程をコンピューターに入力することが必要。真空状態を作る装置は、加工段階から0・01ミリの誤差も許されないこともあり、複雑なものでは2日ほどかかるが、「時間がかかっても難しい図面を完璧にできた時は達成感がある」と笑う。

 「今は機械加工の仕事を一生懸命やっているが、会社には溶接や組み立てなどさまざまな仕事がある。自分の技術を上げながらいろいろなことに取り組みたい」と森崎さん。目指すのはものづくりのエキスパートだ。

森崎竜紀さん(21)

中園工業所の森崎竜紀さん

【ひとこと】
 家族の影響で小学校時代から釣りが趣味。磯釣りやルアーなどいろいろやりますが、今はイカ釣りにはまっています。仕事が休みの日は夜中から朝方まで行くこともあり、釣った魚は自分で料理します。当たりが来たときの引きが最大の魅力です。

【上司のひとこと・中園久志常務(38)】
 納期短縮など緊急の要件も快く受けてくれて、前向きに仕事に取り組んでいると思います。入社して約8カ月ですが、確実に成長しています。これからの成長のためには、ほどよい失敗も必要。将来は、後輩を指導できるよう頑張ってほしいです。

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