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2018年9月23日(日)
みやざき麺客万来
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胡麻スープそば/唐人

2012/10/18

ボリュームあり食欲刺激


 都城市一万城町にある古民家を使った中華料理店。同市出身で市内や関西のホテルで経験を積んだ小野五男さん(56)が1994年に店を開いた。板塀にぐるりと囲まれた築100年近いという古民家で食べる料理は、味、食感、色彩、いずれも趣向が凝らされていて、女性客の心をつかんでいる。

都城市「唐人」の「胡麻スープそば(タンタン麺)」。香り高いねりごまが溶かれた鶏ガラスープと麺の上に、ニンニクの芽やタケノコなどたくさんの具が載る。写真は昼定食

都城市「唐人」の「胡麻スープそば(タンタン麺)」。香り高いねりごまが溶かれた鶏ガラスープと麺の上に、ニンニクの芽やタケノコなどたくさんの具が載る。写真は昼定食

 麺料理だけでも14品とメニューの多い同店。このうち3大人気メニューの一つに挙げられるのが「胡麻スープそば(タンタン麺)」(700円)だ。

 鶏ガラで取っただしに粒子が細かく香り高いねりごまを溶いたスープは、コクがあり、後味はすっきりし、やや辛みもある。上に載せられたニンニクの芽やキクラゲ、タケノコ、豚肉などを炒めた具はボリュームがあり、具の下に隠れたもちっとした生麺の中華麺を取り出そうと箸を入れるたび、何度もラー油の香りが立ち上り、食欲を刺激する。

 男性客には単品が人気だが、ゆっくり食事を楽しみたい女性客には、前菜やデザートまで付く「昼定食」(1000円)が人気という。

 サラダ、生春巻き、空揚げ、肉団子の甘酢あえなど常時5、6品が皿に盛られる前菜は、調味料が巧みに使い分けられていて、それぞれの味と食感にアクセントがある。四季の変化を感じてもらいたいと、野菜で作られたトンボやコスモス、桜といった季節を表現した飾りが目を楽しませる。

 麺にも前菜にも合う、米粒が立った白ご飯には同市内の契約農家の米を使用。色鮮やかなフルーツポンチのデザートには枝豆が入る遊び心も。

 3大人気メニューのほか二つは、小柱、エビ、イカ、野菜をあっさりと炒めた「海鮮焼きそば」(700円)と、刻んだホウレンソウを衣に混ぜて揚げた「車えびの緑揚げ丼ご飯」(同)という。

「唐人」の店内。都城市一万城町にある板塀に囲まれた古民家を改装。建具や庭の眺めに風情がある。座敷のほかテーブル席や円卓の個室も

「唐人」の店内。都城市一万城町にある板塀に囲まれた古民家を改装。建具や庭の眺めに風情がある。座敷のほかテーブル席や円卓の個室も

 大正時代のレトロな電笠(がさ)や裸電球がともす薄明かりの下で楽しむ夜の単品メニューは「生春巻き」(250円・4本入り)から。3人以上で注文できるコース料理は、昼は全7品1575円から、夜は全8品2100円から。昼夜ともフカヒレ料理もある。

 席数は、4人がけのテーブル席や座席に、7、8人で囲む円卓の個室を合わせた計40席。席予約もできる事前の電話予約がお勧めだ。

 場所は、都城市中心部と三股町や日南市北郷町方面を結ぶ県道33号沿い「広原」交差点を南に。「ピースフル都城一万城斎場」の裏手に店の看板と板塀が見える。

店のおすすめ

お客さまからはコース料理の方がお得だと言われます。自分でもお勧めです。

記者のひとこと

社内外から複数の口コミを聞き、取材に訪れたが、まず外観に驚いた。店内に入っても、赤いじゅうたん、レトロな裸電球、コストパフォーマンスの高い料理と、驚くことが多かった。ほかのメニューもまた試してみたい。

店のひとこと

一度ランチから挑戦してみてはいかがですか。ちょっと変わった中華料理をご準備してお待ちしています。

【メモ】
店名:中国名菜 唐人(とうじん)
住所:都城市一万城町40の1[地図]
電話:0986(22)1407
営業時間:午前11時半~午後2時、同6~9時
定休:火曜日
駐車場:30~40台
HP:無し

※紹介しているメニューや価格、住所などの情報は掲載時のものです。

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