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2017年4月23日(日)
みやざき麺客万来
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瓦そば/かわら屋(宮崎市)

2017/03/21

 宮崎市の市民プラザ北側に立つ和風居酒屋「かわら屋」。県内ではあまり見掛けない、山口県下関市の郷土料理「瓦そば」(777円)が味わえると聞いて早速訪れた。今回特別に厨房(ちゅうぼう)に入らせてもらい、調理過程を見せてもらった。店主の上田健一さん(37)が見せてくれたのは「焦げない」「直火に強い」「冷めにくい」にこだわった耐熱用の瓦。この瓦を5分ほど強火で温めた後、瓦に純正ごま油を塗っていく。そばの香ばしさを際立たせて、くっつかないという利点もある。

麺の香ばしさが食欲をそそる


「かわら屋」の「瓦そば」

「かわら屋」の「瓦そば」

 宮崎市の市民プラザ北側に立つ和風居酒屋「かわら屋」。県内ではあまり見掛けない、山口県下関市の郷土料理「瓦そば」(777円)が味わえると聞いて早速訪れた。

 今回特別に厨房(ちゅうぼう)に入らせてもらい、調理過程を見せてもらった。店主の上田健一さん(37)が見せてくれたのは「焦げない」「直火に強い」「冷めにくい」にこだわった耐熱用の瓦。この瓦を5分ほど強火で温めた後、瓦に純正ごま油を塗っていく。そばの香ばしさを際立たせて、くっつかないという利点もある。

 茶そばは5分程度のゆで加減で、若干硬め。ゆでたての麺をごま油でいためて香ばしさを出す。瓦の余熱も相まって麺の表面はこんがりとパリパリの状態に仕上げている。

 カツオと昆布でていねいにだしをとって、日南市のエンマンしょうゆやみりんなどで味付けした温かいつゆを付けて味わう。

 風味豊かなそばの上にはしょうゆや砂糖で甘辛く煮た豚肉や、錦糸卵、刻みのり、レモン、もみじおろし、ネギなどが載る。

 「宮崎では珍しい瓦そばをぜひ味わってみてください」と上田さん。

 ごま油の量や麺の硬さなどにも対応するので「気軽に声をかけてほしい」(同店)。

「かわら屋」の店内

「かわら屋」の店内

 瓦そばのルーツは1877(明治10)年、西南の役において熊本城を囲む薩摩(さつま)軍の兵士が長い合戦の合間に瓦を用いて野草、肉などを焼いて食べたという逸話にヒントを得て下関市豊浦町の「瓦そば たかせ」が瓦を使ってそばを提供したのが始まりだという。

 上田さんの実家が瓦屋を営んでいたこともあり「瓦を使った料理を提供したい」との思いから2009年の創業以来「瓦そば」を提供。ちなみにビビンバ丼の「瓦めし」(777円)も同じ瓦で味わえる。値段はいずれもラッキーセブンにかけて「お客さまに幸運を」という思いが込められている。

 店内は一枚板を使ったカウンター席や、日南産のエノキのテーブル、飫肥杉のコースターなどが目に留まり、木のぬくもりを随所に感じさせる。2階は30人程度収容できる畳の座敷になっていて、宴会の利用が多い。50人収容。

記者のひとこと

 湯気が立ち上り、熱々の状態で出てきた瓦そば。こんがりと表面に焦げ目が付いたそばは香ばしく、風味豊か。レモンは瓦に塗って味わうのもいいし、つゆに入れてもおいしい。もみじおろしとの相性も良くさっぱりとした後味がクセになる。

【メモ】
店名:かわら屋
住所:宮崎県宮崎市松橋1の2の19 [地図]
電話:0985(75)0755
営業時間:午後6時~10時半ラストオーダー
定休日:日曜
駐車場:なし

※紹介しているメニューや価格、住所などの情報は掲載時のものです。

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