みやビズ

2017年4月29日(土)
みやざき麺客万来
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「あんかけ焼きそば」/たかさご(宮崎市)

2017/01/10

懐かしい味わいを再現


 赤ちょうちんに誘われて向かったのは、宮崎市のニシタチにある大衆酒場「たかさご」。常連客から「シンプルな味で飽きない」「飲みのシメに食べないと落ち着かない」と支持されているのが、名物の「あんかけ焼きそば」(560円)だ。

「たかさご」の「あんかけ焼きそば」

「たかさご」の「あんかけ焼きそば」

 あんは、県産の豚肉やキャベツ、モヤシ、かまぼこ、イカを素早く炒め、鶏がらスープで煮込んだ後に、かたくり粉でとろみをつける。麺は中一本店(宮崎市)の中太麺を使用。熱々のフライパンで両面を焼きあげる。焦げ目が付く寸前で火を止め、香ばしさを出すのがポイントだ。

 「火加減が大切。麺も野菜も強火で炒める。あんに使っている鶏がらから煮込んだスープもしっかり味わってほしい」とオーナーの山本健治さん(68)。最後にごま油をまわしかけて出来上がり。モチモチとした麺にとろみのあるあんがよく絡み、自然と箸が進む。

「たかさご」の店内。カウンター越しにスタッフとの会話も楽しみたい

「たかさご」の店内。カウンター越しにスタッフとの会話も楽しみたい

 健治さんが、幼いころに両親に連れて行ってもらった店で食べたあんかけ焼きそばの味が忘れられず、自分で再現して1992年から提供している。麺を2人前使った大盛り(880円)もあり、数人でシェアするのもお薦め。持ち帰りにも対応している。

 店のもう一つの看板メニューが「おでん」。入り口の扉を開けるとすぐにおでんコーナーが目に入る。ダイコンやロールキャベツなど味が染み込んだ具材は10種類以上あり、どれを食べようか迷ってしまう。
 
 1957(昭和32)年の創業。店の看板にある「この酒場、えらんだあなたは呑み上手」というキャッチフレーズに、昭和の香りと懐かしさを感じる。カウンター越しに接するスタッフとの距離も近く、仕事帰りに一人でふらっと立ち寄れる雰囲気もまた、サラリーマンの憩いの場と言われるゆえんだろう。

記者のひとこと

時々無性に食べたくなる「あんかけ焼きそば」。お手頃価格なのもうれしい。

【メモ】
店名:たかさご
住所:宮崎県宮崎市橘通西3の1の10【地図】
電話:0985(22)2363
営業時間:午後4~11時
定休日:日曜
駐車場:なし

※紹介しているメニューや価格、住所などの情報は掲載時のものです。

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