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チャーシュウラーメン/黒木食堂

2012/10/25

元・精肉店が作るチャーシュー人気


 宮崎市瓜生野にある昼のみ営業のラーメン店。1960(昭和35)年ごろに先代が食堂を兼ねて店を始め、2011年夏までは精肉店を併設。道路拡張などに伴う半年間の休業を経て12年4月、リニューアルオープンした。長男夫婦の黒木博(59)、京子(58)さんが、丁寧に取った豚骨スープとチャーシューのラーメンを出している。

宮崎市瓜生野にある「黒木食堂」の「チャーシュウラーメン」。元精肉店の同店が作るチャーシューはしょうゆダレが利いた味。スープはあっさり豚骨

宮崎市瓜生野にある「黒木食堂」の「チャーシュウラーメン」。元精肉店の同店が作るチャーシューはしょうゆダレが利いた味。スープはあっさり豚骨

 元精肉店ということもあり、店の一番人気は「チャーシュウラーメン」(700円)。

 チャーシューは県産の豚バラ肉を使用。「味の決め手は鮮度だから」と店に出すチャーシューは作り置きはせず、前日に1日がかりで仕込んだもののみを毎日使う。ゆでる工程と煮る工程で5時間近く火を通された豚肉は、軟らかいが、肉の食感もしっかり残されていて、しょうゆダレの味が利いている。

 「シンプルが一番」とほかのトッピングはネギとモヤシのみ。麺は市内の製麺所から仕入れる中細麺で、1人前約140グラムと量は多めだ。

 スープはコクはあるが、あっさりとした味。豚骨の中でも「げんこつ」と呼ばれる足の関節部位のみを使用。事前に丁寧に血抜きをしているため、臭みが少なく、一緒に炊くネギやタマネギの甘みが出て飲みやすい。

 メニューはチャーシュー3枚載せの「ラーメン」(500円)からあり、麺1.5倍の大盛りは100円増し。

4月にリニューアルオープンした真新しい店内。席の配置からトイレに至るまで車いす客に配慮したバリアフリー設計になっている

4月にリニューアルオープンした真新しい店内。席の配置からトイレに至るまで車いす客に配慮したバリアフリー設計になっている

 5年ほど前に「精いっぱいの冒険」(博さん)と始めた「ひれかつラーメン」(700円)は、毎日届く新鮮な県産豚ヒレ肉を薄く切って揚げ、特製の甘ダレにさっと漬けたヒレカツのフライが載る一杯。トッピングに千切りキャベツ、モヤシも付くため、白ご飯(小・100円)と一緒に定食感覚で食べる若者客が多いという。

 ほかにも、濃いめに取った鶏ガラスープに県産豚肉、野菜、海鮮の具を載せた「チャンポン」(600円)や「あんかけ焼きそば」(同)、丁寧に炒めたタマネギと牛肉が入る「カレーライス」(同・サラダ付き)がある。チャーシューは持ち帰りもしていて1本1000円前後。常連客には贈答用やお節用に重宝されているという。

 真新しい店内は、カウンター、テーブル、座敷の計24席。場所は宮崎市から綾町方面に向かう県道26号沿い、「瓜生野」信号から西に約150メートル。田中内科の東側の赤茶色の建物。同市方面から来る場合、看板が見えないので注意が必要。

店のおすすめ

「チャーシュウラーメン」が一番多く出ますね。ヒレカツラーメンも若い人にはボリュームがあり、人気です。食材は地元産の新鮮なものを使うことを心掛けています。地元の精米所から1週間に1度、精米したばかりの米を届けてもらい、炊くご飯は、おいしいと言われます。

記者のひとこと

めおと漫才をしているかのように常時明るい黒木夫妻だが、2005年の台風14号水害では店舗兼住宅の1階が水没。数十年継ぎ足してきた秘伝のスープから調理器具、生活用品まで一切を失った経験を持つ。そのため今回の道路拡張に伴う店舗移転は2度目の再スタート。新築に伴い、隣接店舗にご主人の趣味のバイクや車のミニチュアを飾った喫茶店「FAT BOY」を構えたが、リニューアルで客が増え、本格的なオープンはお預け状態という。午後から夜にかけ開店する予定の喫茶店では今後、ラーメンを出す可能性があるため、昼に行けない人は一つの参考に。

店のひとこと

妻がいつも言うのですが、「シンプル・イズ・ベスト」を心掛けています。営業マンや若い兄ちゃんたちもよく来るので、なるだけ安くで腹一杯になってもらいたいと思い、やっています。看板が小さくてすみません。

【メモ】
店名:黒木食堂
住所:宮崎市瓜生野2287の1[地図]
電話:0985(41)1030
営業時間:午前11時~午後2時
定休:日曜、祝日
駐車場:8台
HP:無し

※紹介しているメニューや価格、住所などの情報は掲載時のものです。

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