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冷麺/タバン草乃家(宮崎市)

2016/08/16
「タバン草乃家」の「冷麺」

季節に合わせてスープを調整

「タバン草乃家」の「冷麺」

「タバン草乃家」の「冷麺」

 宮崎市の若草通りから路地を北へ少し入った2階にある韓国料理店「タバン草乃家」。古川徳夫料理長(64)の手掛ける料理はファンが多く、中でも冷麺(700円)は1988(昭和63)年12月の創業時から提供しているロングセラー。「韓国では暖かい部屋で冷たいものを食べる風習があり、冷麺は冬にもなじみのある料理。夏だけでなく、年間を通して味わってほしい」という料理長お薦めの一杯だ。

 牛骨とすね肉でだしを取った「肉水(ゆっす)」をベースに、しょうゆや塩、砂糖、酢などで味付けをしていく。夏は塩分を多めにするなど季節に合わせて配合を調整する。

 モチモチとした食感で、つるつるっとした喉ごしの韓国麺は160グラムと多めでスープとよく絡む。麺の上には韓国産のキムチやゆで卵、蒸し豚、リンゴ、キュウリのショウガ酢漬けが載る。韓国産のキムチがおいしくて、ピリッとした辛さが冷麺に刺激を与えている。好みで一緒に付いてくる甘酢をかけると酸味が増してさっぱりとした味わいに。

「タバン草乃家」の店内

「タバン草乃家」の店内

 コチュジャンベースのたれに麺を混ぜるピリ辛の「ビビン麺」(800円)も人気。ちなみに「ビビン」は韓国で「混ぜる」の意味だ。

 韓国の伝統的な牛焼き肉の「プルコギ」や、豚焼き肉の「テージカルビ」、ホルモンと牛すじの煮込み「コプチャンチョンゴル」といった名物料理のシメに麺類をオーダーする人も多い。

 アルコールはマッコリや高麗人参酒、韓国焼酎など本場の酒も楽しめる。

 古川料理長は食材の仕入れや現地の味を確認するため、毎年2回以上韓国を訪問。コチュジャンなどの調味料や唐辛子に加え、料理に使う食器は全て現地で購入するなど、本場の味や雰囲気に定評がある。韓国好きな人たちの情報交換の場にもなっていて、古川料理長とのコミュニケーションを楽しみに来店する人も多い。

 店内は座敷のテーブル席になっていて、40人程度収容。

記者のひとこと
程よい酸味のスープとキムチの辛みのバランスが絶妙で、夏バテ気味の記者も元気をもらえた。100回以上韓国を訪れている古川さんの現地にまつわる話も興味深かった。

【メモ】
店名:タバン草乃家
住所:宮崎県宮崎市橘通東3の5の33【地図】
電話:0985(20)1750
営業時間:午後6〜11時(日曜・祝日は同10時)
定休日:不定休
駐車場:なし
※紹介しているメニューや価格、住所などの情報は掲載時のものです。

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