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ざるそばA定食/松葉ごろん亭(都城市)

2016/08/23
「松葉ごろん亭」の「ざるそばA定食」

渓流沿いでいただくごちそう


「松葉ごろん亭」の「ざるそばA定食」

「松葉ごろん亭」の「ざるそばA定食」

 都城市中心部から霧島神宮へ向かう途中の西岳地区にある食事処「松葉ごろん亭」。10月中旬までの期間限定で提供している「ざるそばA定食」(1728円)は、手打ちそばに名物の「しそみそおにぎり」、天ぷら、小鉢などが付いて盛りだくさん。川のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら食べる料理は、心もおなかも満たされて格別だ。

 ごろん亭は村岡ナミ子さん(75)が43年前に創業。店舗は庄内川の支流、千足(せだらし)川に沿うように建てられていて、現在は長女堀内美夕起さん(53)が2代目店主として店を切り盛りし、長男仁さん(55)が毎朝そばを手打ちしている。美夕起さんは「食材から自家製で心を込めて調理しています」とほほ笑む。

 南九州産のそばの実を仕入れ、自ら製粉した8割そばは、約200グラムと多め。風味豊かで喉ごしがよく、するするっと口に入る。つゆは枕崎産の削り節、乾燥エビ、干しシイタケ、干しアジ、昆布で丁寧にだしを取り、しょうゆやみりん、砂糖で味を調える。つゆ担当のナミ子さんは「こだわりを持ち、時間をかけて作っています」。甘みがありながら、後味はすっきりしていておいしく、最後まで飲み干せる。

 しそみそおにぎりは、刻んだシソやかつお節、田舎みそを合わせ、砂糖やみりんで味を調え、ごま塩で軽く握った優しい味。天ぷらは敷地内の畑で取れた野菜をカリッと揚げている。この日はゴーヤー、ナス、シソの葉、サツマイモなど。常時10種類以上の野菜を栽培し、取れたてを味わえるとあって何ともぜいたく。小鉢も野菜を使った品が並ぶ。

「松葉ごろん亭」のカウンター席。「ごろが轟」を眺めながらのロケーションは格別

「松葉ごろん亭」のカウンター席。「ごろが轟」を眺めながらのロケーションは格別


 店内にはナミ子さんの夫で、大工でもある光廣さん(79)が県産杉で造ったテーブルやイスがあり、木のぬくもりにあふれる。川と向き合うように配置されていて眺めの良さにまず感動。左手には「ごろが轟(とどろ)」と呼ばれる滝が見え、夜はライトアップされるので、幻想的な雰囲気の中で食事を楽しめるのもいい。クイノキなどの青葉が映え、昼はカワセミ、夜はカジカの鳴くロケーションは涼感たっぷり。スマートフォンやデジタルカメラで撮影するお客が多い。

 店内は座敷やテーブル席、カウンター席、テラス席があり、約100人収容。約2000坪の広大な敷地内にはギャラリーもあり、宮崎市や都城市在住の作家たちの洋服やバッグ、小物などを展示販売している。食事の後に足を運んでみては。


記者のひとこと

お店では取れたての野菜や卵なども販売している。滋味深い料理を堪能してほしい。

【メモ】
店名:松葉ごろん亭
住所:宮崎県都城市高野町3830【地図】
電話:0986(33)2164
営業時間:午前11時~午後2時半、午後5時~7時半
定休日:水曜・第1火曜
駐車場:あり

※紹介しているメニューや価格、住所などの情報は掲載時のものです。
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