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2019年10月18日(金)
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おまかせランチ/季節料理 きよそば(川南町)

2015/09/15
「季節料理 きよそば」の「おまかせランチ」。地元の食材をふんだんに使った料理が並ぶ

食材の自然なうまみを凝縮



「季節料理 きよそば」の「おまかせランチ」。地元の食材をふんだんに使った料理が並ぶ

「季節料理 きよそば」の「おまかせランチ」。地元の食材をふんだんに使った料理が並ぶ

 四季折々の料理と窓から見渡せる景色が人気で、多くの女性の心を離さない川南町の「季節料理 きよそば」。聞けば9割以上が女性客という。店主の児玉真由美さん(53)が提供する旬の食材をふんだんに使った手の込んだ料理と、木々の風景や尾鈴山の山並みが広がる景色の眺めを求めて、多くの常連客が集う。

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 もともと料理が趣味だった児玉さん。「地元の食材を使った料理をふるまいたい」と、自分の店を開くことを思い描いていた。念願かなって2007年12月に夢を実現させた。目の前に並べる料理を見て、味はもちろん、彩りで喜んでくれた表情を見せてくれるお客さんの笑顔を思い浮かべながら料理を作る。

 「おまかせランチ」(1296円)は旬の食材を生かした野菜メーンの料理。20品目以上が並び、ヘルシーだ。

 そばは児玉さんの兄である橋口裕二さん(56)が栽培しているそば粉を使用、母の橋口清子さん(79)が自宅にある製麺所で毎日手打ちしたものが届けられる。児玉さんいわく「母は幼少の頃からそば打ちをしていて手際がいいですよ」と、ほほ笑む。自家製の10割そばは純朴なそばの味がかむほどに感じられ、するするっと口に入る。

 そば以外にもテーブルは地元の野菜をふんだんに使った料理が所狭しと並ぶ。この日は切り干し大根の炊き込みご飯やカボチャのグラタン、そうめんのオクラあん、紫芋豆腐など。秋が深まると大根などの根菜類、春は山菜を使った料理などが味わえ、時期ごとの味わいを求めて訪れるお客さんも多い。

 「料理を並べるときにお客さまが喜んでくれたり、『すてき』といって歓声をあげてくださる場面に遭遇するととてもうれしいし、励みになります」と、児玉さん。お客さんから「畑で取れたから」と、食材をもらったり、「この食材にはこの調理法で料理を作ってもいいんじゃない?」など、アドバイスをもらうこともあるという。この日もゴーヤーの料理だけで4品出てきたが、そのうちの一つゴーヤーの黒砂糖煮もお客さんとの対話の中で実現した料理だ。

「季節料理 きよそば」の店内。大きな窓からはカシの木などの緑が映える。秋が深まると紅葉が色づく

「季節料理 きよそば」の店内。大きな窓からはカシの木などの緑が映える。秋が深まると紅葉が色づく

 器選びも好きな児玉さん。選ぶ基準は「料理をきれいに見せてくれる器」。彩りを考慮する上で器選びにもこだわりたいと考える。

 手作りのコースターや長じゅばん、振り袖を座布団カバーにしたものも地元の人やお客からの贈り物。「お客さまやまわりの方々に支えていただき、恵まれた環境のもと店を続けていられる」と、感謝の心を忘れない。

 店内からはカシの木やキンモクセイなど緑の景色を堪能。秋にはモミジが色づき、春には桜が咲き誇る。テーブル席からは尾鈴山を眺めながらの食事が楽しめ、和室の座敷はいろりの部屋があり、冬は暖を取りたいお客に人気だ。人それぞれ、希望の部屋があるらしい。

 フロア席の座敷は6人がけ3テーブル、6人がけテーブル席、いろりがある和室の部屋があり、約40人収容。

記者のひとこと

料理のおいしさはもちろんだが、児玉さんの人柄、おもてなしが常連客を魅了しているのだと感じた。料理一つ一つに思い入れがあり、笑顔でエピソードを話してくれた。食についてあらためて考えるきっかけになった。

【メモ】
店名:季節料理 きよそば
住所:宮崎県児湯郡川南町川南22981の1[地図]
電話:0983(27)6358
営業時間:午前11時半~午後2時(予約優先)、午後6~9時(予約のみ)
定休日:木曜、第1、3、5水曜
駐車場:8台


※紹介しているメニューや価格、住所などの情報は掲載時のものです。


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