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2017年5月26日(金)
みやざき麺客万来
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鍋焼きうどん/かおる屋

2011/11/10

体温まる鍋にぷるんとした麺


ぐつぐつと音を鳴らし、湯気が立ち上る状態で運ばれてくる、かおる屋の「鍋焼きうどん」。年中注文が入る名物料理だが、寒い時期はより恋しくなる

ぐつぐつと音を鳴らし、湯気が立ち上る状態で運ばれてくる、かおる屋の「鍋焼きうどん」。年中注文が入る名物料理だが、寒い時期はより恋しくなる

 日南市油津にある有名店。終戦前後に福島ミツさん(故人)が食堂として開店。現在は30年近く勤める境忠宏店長(55)が、先代の味を守りつつ、より良い味を求めて日々研究を重ねている。

 名物料理「鍋焼うどん」(735円)は、冷めないように特注された有田焼の土鍋にたくさんの具や麺が入り、それを分厚い白のれんげですくって、ふうふう冷ましながら食べる。喉に染み入り、体の芯から温まるため、同市南郷町でスキューバダイビングを楽しんだ客や、ツーリング途中のバイク客らが、暖を求めてのれんをくぐるという。

 スープのだしは国内産のいりことコンブ。しょうゆは周辺の醸造元のものを使う。切り口が丸く、ぷりんとした独特の食感の麺は、「軟らかすぎず硬すぎず、少し歯ごたえがあり、だしを吸うように」と同店が飫肥の製麺所に特注している。鍋の具は表面のホウレンソウ、ワカメ、魚のすり身の天ぷら、落とし卵などに加え、鍋底にも、かむと味わいがある地鶏の親鶏が隠れている。

 具から味が染み出るためか、客の中には鍋を抱えて、最後までスープを飲み干す人や、ご飯を最後に混ぜて雑炊にする人も。麺の量を少し減らし鍋を小ぶりにした「お子様鍋焼うどん」(525円)、麺の量1.5倍の「大盛鍋焼うどん」(945円)もある。

広々とした「かおる屋」の店内。テーブル席と座席がある。市内客、観光客、ともに女性が多く、みな「鍋焼きうどん」を囲み、話に花を咲かせる

広々とした「かおる屋」の店内。テーブル席と座席がある。市内客、観光客、ともに女性が多く、みな「鍋焼きうどん」を囲み、話に花を咲かせる

 他にも、若鶏や魚のすり身の天ぷらが入った焼きめし(630円)や皿焼きうどん(630円)、親子丼(630円)、レタスやトマトの上にすりおろした山芋がたっぷり載せられた「山芋サラダ」(525円)が人気。

 青島から日南一帯で揚がった朝取れのアジを使う「さかなずし」(2個、315円)は、昼時でなくなることもあるため、夜に行く人は電話予約をしたほうがお勧めだ。

 親鶏と若鶏のつみれに白菜が入った冬限定の「かおる鍋」は常連客に人気で、数日前までの予約が必要。1人前2000円。

 店内は座敷とテーブル席の計80席。場所は堀川運河近く、ファミリーレストラン横。

店のおすすめ

鍋焼きうどんが有名ですが、空揚げや親子丼しか食べないという人も中にはいます。メニューはどれも自信があります。

記者のひとこと

以前から店名を耳にしていて、いつか行きたいと思っていた。観光客ばかりかと思いきや、地元とみられる客も平日夜に多くいたため、評判は本物だなと感じた。

店のひとこと

もう一度食べにきたいというリピーターを増やしたいという思いでやっています。「店に来て良かった」「また来ます」という声を聞くのが一番うれしい。日南に来たら寄ってください。

【メモ】
店名:かおる屋
住所:日南市園田3丁目4の14[地図]
電話:0987(23)7111
営業時間:午前11時~午後2時半、午後5時~8時半
定休:月曜(祭日の場合、火曜振替)、正月三が日
駐車場:20台
HP:無し

※紹介しているメニューや価格、住所などの情報は掲載時のものです。

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