みやビズ

2019年7月21日(日)
みやぎん経済研究所から

宮崎県内企業の初任給(2017年/大学卒・高校卒)は上昇

2018/01/10

〜但し、大学卒の全国・東京都との差(マイナス)は前年より拡大〜


 「2017年賃金構造基本統計調査(初任給)」(注1)によると、全国の民営事業所における新規学卒者の初任給(男女計/2017年6月末日現在)は、大学卒が206,100円(前年比+2,700円)、高校卒は162,100円(同+800円)となり、いずれも前年を上回った(図1)。

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 宮崎県内では、大学卒が185,700円(前年比+200円)、高校卒は150,700円(同+6,600円)と、大学卒は3年連続で上昇、高校卒は2年ぶりに上昇したが、大学卒における全国との差(▲20,400円)及び東京都との差(▲29,200円)は、前年より拡大した(表1)。

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 2010〜17年の動きをみると、本県と全国との差は大学卒が11年、高校卒は16年が最も大きい(図1)。東京都との差は大学卒が11年、高校卒は15年が最も大きい(表1)。11年は、全国の大学卒初任給(202,000円)が、10年度の企業活動の好調さ(注2)などを反映して上昇し、都道府県別かつ男女計の初任給が初めて公表された2007年以降最高だったが、本県(174,700円)は最低という逆の結果となっている。

 全国的な景気回復の基調が、宮崎県内企業の初任給の着実な上昇と格差縮小をいつ頃もたらすのか、統計・経済活動の推移から目が離せない。

(一般財団法人みやぎん経済研究所 枝元隆典)

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