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2020年2月22日(土)
みやにち首都圏マガジン

官僚事典 原子力規制庁 原子力地域安全総括官 黒木慶英(くろき・よしひで)さん

2012/12/25

人命第一に安全尽力


黒木慶英さん
 鹿児島ラ・サール高、東大法学部を卒業後、警察庁に入庁。刑事畑を振り出しに、以降は警備畑を中心に歩んできた。阪神大震災やオウム事件を契機に内閣危機管理監が置かれた1998年から2年間、危機管理担当の内閣審議官を経験。事故やテロの被害を最小限に食い止める対策を検討した。

 一線警察への出向経験も多く、大阪府、新潟、愛知、長野、神奈川県警などに赴任。高知と沖縄では県警本部長を務めた。

 今年9月の原子力規制委員会発足に合わせ、事務局となる原子力規制庁に出向中。地域安全総括官として住民の保護対策などの実務を担う。規制委は10月末、原発事故時の防災対策の枠組みとなる新たな原子力災害対策指針を決定。「さまざまな議論の中で安全という一点は一致している。人の命がかかっており、全速力で、かつ慎重に進めなければならない」

 亡父の日向市の実家が本籍地。住んだことはないが、宮崎に愛着を持ち、本県出身で通してきた。日向の自然と戯れて過ごした夏休みが大切な思い出だ。夫人と中学2年の長女の3人家族。54歳。

 【主な経歴】1981年警察庁入庁▼2000年重大テロ対策官▼03年高知県警本部長▼09年沖縄県警本部長▼11年警視庁警備部長▼12年5月内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室副室長▼同9月現職

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