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2019年11月21日(木)
みやにち首都圏マガジン

官僚事典 厚生労働省労働衛生課長 椎葉 茂樹(しいば・しげき)さん

2013/03/25
労災防止対策に尽力
椎葉 茂樹(しいば・しげき)さん
 椎葉中から宮崎西高理数科を経て産業医大に進学。公衆衛生の果たす役割の重さを学び、厚生省(現厚生労働省)に、医師免許を持つ医系技官として入省した。

 1993年から3年間は青森県むつ保健所長を務めた。「椎葉村で育ったため、へき地の気持ちがよく分かった」と医師確保対策に奔走。中核医療機関のむつ総合病院が、後に臨床研修医を受け入れる指定病院になる基礎を築いた。

 2004年から4年間は富山県へ出向した。薬売りで知られる同県には医薬品メーカーが集積。富山を国際的な“薬都”に成長させる仕掛けづくりに心を砕いた。

 08年から2年間は環境省へ。09年に議員立法で成立した水俣病救済特別措置法に基づき、それまでの対象から漏れた被害者を救済する仕組みづくりに知恵を絞った。

 現在は厚生労働省で労働災害の防止対策を担当する。「病気やけがを予防する仕事を通じて、社会に貢献したいという入省時の志は今も変わらない」と話す。

 余暇時間には歴史小説を執筆。宮崎が舞台になった西南戦争の物語も書き上げている。50歳。

 【主な経歴】1988年厚生省入省▼93年青森県むつ保健所長▼2001年厚生労働省総務課長補佐▼04年富山県厚生部次長▼07年同部長▼08年環境省特殊疾病対策室長▼10年厚労省研究開発振興課長▼11年現職

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