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2019年10月17日(木)
みやにち首都圏マガジン

官僚事典 総務省大臣官房審議官 田部秀樹(たなべ・ひでき)さん

2012/06/26

共通番号制度に全力


田部秀樹氏
 延岡高、早稲田大商学部を卒業して宮崎県庁に入ったが、1年間勤めて退職。国家公務員上級甲種(現I種)試験に合格し、当時の総理府の外局だった行政管理庁へ入庁した。「地方の時代」と言われ始めたころ、現役新卒組と比べ5年遅れでキャリアになり、「まずは国の行政を変えなければという、今考えてみるとかなり気負った思いがあった」と振り返る。

 組織が総務庁、総務省へ再編される中、主に地方分権・行政改革に携わった。同省大臣官房審議官になった2007年、「消えた年金問題」に対応する年金業務・社会保険庁監視委員会の事務室長を担当。厚生労働省に乗り込む総務省の進駐軍ともいわれる緊張関係の中で、着実に実務を遂行した。

 現在は大阪都構想など大都市制度の問題のほか、納税実績・年金情報を管理する共通番号制度を導入するマイナンバー法案を手掛け、「国と地方の民間を結ぶ情報システムのインフラとして、極めて重要な意味を持つ。実現に全力を尽くしたい」と力を込める。

 新潟県出身の夫人との間に1男1女。長男は防衛省の技官。59歳。

 【主な職歴】1980年行政管理庁(当時)入庁▼97年総務庁(同)人事局参事官▼2007年総務省大臣官房審議官・情報システム担当▼10年同・行政管理担当▼11年同・自治行政担当

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