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2019年10月16日(水)
LIFEナビ

観光特急「海幸山幸」に乗ろう!(上)

2015/08/17
観光特急「海幸山幸」。2両編成のディーゼルカーの内外装には樹齢60年の飫肥杉400本を使用(JR九州宮崎総合鉄道事業部提供)

宮崎の魅力が詰まったリゾート列車


観光特急「海幸山幸」。2両編成のディーゼルカーの内外装には樹齢60年の飫肥杉400本を使用(JR九州宮崎総合鉄道事業部提供)

観光特急「海幸山幸」。2両編成のディーゼルカーの内外装には樹齢60年の飫肥杉400本を使用(JR九州宮崎総合鉄道事業部提供)

 2009年10月10日に運行を開始した観光特急「海幸山幸」。週末は予約完売するほどの人気ぶりです。5周年目には外装の飫肥杉を全面的に張り替えてリニューアルしました。通常は週末や連休期間がメーンですが、8月は水曜日を除いてほぼ毎日運行していて利用しやすくなっています。今回のLIFEナビは「海幸山幸」に乗って、日南市飫肥を巡ってきました。

 午前10時7分。手を振る駅員さんに見送られながら、宮崎駅を出発しました。ガタンゴトン、ガタンゴトン、ゆっくりめのスピードで目的地の日南市飫肥を目指します。

 車両デザインは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」などのデザインも手掛けた工業デザイナー・水戸岡鋭治さん。「おもちゃのようなリゾート列車」をコンセプトに、2両編成のディーゼルカーの内外装には樹齢60年の飫肥杉400本を使用。木のぬくもりを感じながらの列車の旅は、落ち着いた気分で時間の流れもゆっくりと感じられます。

飫肥杉をふんだんに使用した、温かみのあるインテリア。2号車「海幸」は青いシートファブリックで海を表現している(JR九州宮崎総合鉄道事業部提供)

飫肥杉をふんだんに使用した、温かみのあるインテリア。2号車「海幸」は青いシートファブリックで海を表現している(JR九州宮崎総合鉄道事業部提供)

 列車名の「海幸山幸」は、神話の海幸彦と山幸彦に由来しており、1号車が「山幸」、2号車が「海幸」と名付けています。サービスカウンターでは客室常務員による海幸彦と山幸彦の紙芝居が行われ、神話の魅力に触れることができます。

 車内では車窓を眺めながら快適な鉄道の旅を満喫。本県の人気観光スポット・鬼の洗濯板(青島-北郷駅間)の前で列車は停車します。乗客の皆さんは一面に広がる波状岩の景色をカメラで撮影していました。海と空のコントラストも絶景で、記者もすかさず記念の一枚を撮りました。

 全席リクライニングシート対応、収納式のスライドテーブルも飫肥杉で作られています。

車窓から撮影した「鬼の洗濯板」。客室乗務員による観光案内も見どころの一つ

車窓から撮影した「鬼の洗濯板」。客室乗務員による観光案内も見どころの一つ

 運行開始以降、年々利用客数が伸び、14年度は約1万4000人が利用した「海幸山幸」。運転日は年間160日以上で、うち70~80日は貸し切り列車として運行されているそうです。「観光宮崎の一つの素材として定着しつつあります」と宮崎総合鉄道事業部の川原淳一部長は話してくれました。

 停車駅周辺の飲食店や土産、観光名所などをまとめたパンフレットを配布しており、切符を見せると、お得な特典が受けられるのもうれしいですね。

 次回は飫肥駅で下車して、飫肥の魅力を紹介します。

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