みやビズ

2017年11月19日(日)
侃侃諤諤

わが社の成長戦略2(下)/黒木本店社長・黒木敏之さん

2014/08/22

伝統を守り、革新を続ける


 “幻の焼酎”の元祖として全国的な人気を誇る「百年の孤独」をはじめ、麦焼酎「中々」、芋焼酎「山ねこ」などの銘品を世に出した黒木本店(高鍋町)。土地と人と水が醸す地域文化としての焼酎造りを守りながら、既存製品のブラッシュアップ(磨き上げ)など革新のための努力を重ね続ける。人口減少、若者のアルコール離れの傾向がみられる現状にあって、これからの展望をどう描くのか。黒木敏之社長に聞いた。
(聞き手・経済部次長 鬼束功一)


 -1885(明治18)年の創業当時から手づくりの伝統を守っていますが、これまでに会社にとってのターニングポイントは。

「地方文化としての焼酎造りを続けていきたい」と話す黒木社長

「地方文化としての焼酎造りを続けていきたい」と話す黒木社長

 メーカーはヒット商品で変わります。業績が伸び、会社としてのビジョンが明確化していきます。私が4代目社長に就任した後、1985年に百年の孤独を発売してから弊社は大きく変わりました。樫樽(かしだる)貯蔵、高いアルコール度数、ネーミング、パッケージ、売り方など、新しい提案の中で個性をきちんと主張できました。焼酎ブームが終わった後もジワジワと(売り上げが)伸び、発売から30年が経過しますが、おかげさまでロングランとなっています。

 -百年の孤独のヒットでとどまらず、中々、㐂六など次々と新たな商品を発売しました。

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