みやビズ

2017年11月19日(日)
侃侃諤諤

2014年夏の課題(下)/霧島酒造社長・江夏順行さん

2014/07/25

20度の文化広めたい


 本格芋焼酎の「黒霧島」が売れている。開発からわずか15年で芋焼酎のトップブランドに成長した。その黒霧島を引っさげ、夏の商戦に挑んでいる霧島酒造(都城市)。都会ではアルコール度数25度の焼酎が主流だが、「20度(の文化)を売り込んでいきたい」と意欲をみせる。江夏順行社長に今後の戦略などを聞いた。
(聞き手・経済部長 杉尾守)

 -黒霧島の販売が好調です。

「アルコール度数20度の文化を広めたい」と話す江夏社長

「アルコール度数20度の文化を広めたい」と話す江夏社長

 弊社が製造している焼酎の99パーセントは芋焼酎。黒霧島は売り上げの8割を超える主力商品になっています。黒霧島を開発したきっかけはアサヒビールの「スーパードライ」です。巻き返しを狙ったスーパードライの戦略をみていて、従来にない「新しいステージ」をつくる必要性を感じました。当時はライバルだった鹿児島の焼酎メーカーをなかなか追い抜けず悩んでいた時期です。鹿児島では黒麹を使った焼酎があって結構売れていたので、これはいけると思いました。「黒」という土俵をつくり、仕掛けていきました。1998年に開発して、わずか15年で出荷量が全国1位の芋焼酎になりました。

 -黒霧島の何が受けているのですか。

アクセスランキング

ピックアップ