みやビズ

2017年11月19日(日)
侃侃諤諤

少子高齢化の影響(下)/NPK社長・児玉和博さん

2014/06/27

元気な高齢者を積極雇用


 少子高齢化による生産年齢人口減少で、労働力の低下が不安視されている。家族や地域の結び付きも弱まり、人々の不安は高まる一方だ。「安心安全を基盤とした、ゆとりある暮らしへのサポート」を経営理念に掲げ、警備事業に加え指定管理、介護事業、農業にも進出しているNPK(宮崎市)社長の児玉和博さんに、積極的な高齢者雇用の理由や今後の展望を聞いた。
(聞き手・経済部次長 久保野剛)

 -景気回復の手応えと、人手不足への対応は

高齢者の積極雇用によって従業員の年齢構成の幅が広がり、「サービスを継続していく上で組織のバランスに安定感を生んでいる」と話す児玉社長

高齢者の積極雇用によって従業員の年齢構成の幅が広がり、「サービスを継続していく上で組織のバランスに安定感を生んでいる」と話す児玉社長

 ことし2、3月ぐらいから、前年同月比で約10パーセント業績が上がっている。警備部門は公共工事関連の仕事量が増えている。国交省が2017年までに関連業者を含む建設業の社会保険加入100パーセントを目指していることもあり、請負単価が上昇している。

 警備スタッフの賃金を3月から10~16パーセント上げた。雇用条件もいいことから求人への反応がよく、定着率も高い。採用計画は順調で、いい人材も確保できている。ただ例年よりNPK全体に対する求職者が減っている。好景気で建設業などの人材確保が活発だからだろう。将来はもっと厳しくなるだろう。働き手、特に若い人が減っており、さらなる賃金アップや福利厚生の充実などは人材確保へ避けて通れない。

 -高齢化で警備業の需要が増えているか

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