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2018年12月12日(水)
上々企業

南九州みかど(宮崎市)

2017/12/05
20171204-1admin_image_1512381803.jpg 南九州みかど(宮崎市)は、道路標示区画線いわゆる白線の施工を主力とする工事会社。社内体制を充実させながら交通安全施設の施工で着実に実績を重ね、事業を拡大している。

道路の安全に貢献


道路標示区画線や東九州自動車道の中央分離帯のワイヤロープ設置などで実績を上げている南九州みかど

道路標示区画線や東九州自動車道の中央分離帯のワイヤロープ設置などで実績を上げている南九州みかど

 南九州みかど(宮崎市)は、道路標示区画線いわゆる白線の施工を主力とする工事会社。社内体制を充実させながら交通安全施設の施工で着実に実績を重ね、事業を拡大している。

 当社は1978(昭和53)年7月、福岡県に本社を構え交通安全施設全般の設計・製造・施工・販売を手掛けるミカドコーポレーションの南九州事業部を現地法人として会社化。背景には官公庁の地場産業育成の強化や、79年の宮崎国体の施設整備など、官公庁工事受注促進の狙いがあった。

 本県での事業活動期間は40年以上あり、2015年11月には取締役副社長であった迎敦雄氏が代表取締役社長に就任し、事業拡大に向けさまざまな施策を打ち出している。

 主な事業は国土交通省、県などの官公庁、NEXCO西日本などからの元請け受注のほか、土木工事業者、舗装工事業者からの下請け受注。具体的には高速道、一般道の道路標識(案内、規制、サイン)、路面標示(区画線、すべり止めカラー舗装、視覚障害者誘導標示)、ガードレール、防護柵、道路照明灯、カーブミラーなどの交通安全施設設置工事、舗装工事だ。近年は橋梁(きょうりょう)の補修工事(特にジョイント部分の施工)にも積極的に取り組み実績を上げている。

 直近では東九州自動車道の中央分離帯のワイヤロープ設置工事も手掛ける。迎社長は「たまたま受注した案件だが、九州内の協力業者と施工実績を上げることができた。ワイヤロープ設置により対向車線への飛び出し防止、安全性の向上の貢献できたことはうれしい」と話す。

 従来は下請け受注が40%程度を占めていたが、元請け受注に積極的に取り組む方針を打ち出し、17年1月には建設業許可は特定建設業を取得。元請け工事で交通安全施設工事、橋梁補修工事など規模の大きい案件の受注につなげている。受注は堅調で18年9月期は過去最高の業績を見込む。

 「人材確保が会社の成長に直結する」として社内環境づくりにも積極的だ。従来から社内教育には熱心に取り組んでおり、資格取得支援では費用を会社が負担する。現状では1級土木施工管理技士3人、2級土木施工管理技士5人、2級建設機械施工管理技士3人、路面標示施工技能士6人などの有資格者をそろえ技術力の裏付けとしている。

 また、社員の定着率を高めるため待遇改善を図るほか、夏季休暇の取得では社長自ら社員の日程を調整して今夏は社員全員が9日間以上の夏季長期休暇の取得を実現している。

 迎社長は「交通安全施設の仕事は道路建設の最終工程、工期が定まっているため、時には無理をさせざるを得ません。また、夜間作業も多く楽な仕事ではありませんが、インフラ整備、道路の安全に関われることは誇りです。これからも人員体制、社内環境を整えながら全社一丸となって頑張れる会社を目指して成長していきたい」と話す。

商 号:株式会社南九州みかど
設 立:1978年7月
資本金:3000万円
従業員:19人
本 社:宮崎県宮崎市田代町168
電 話:0985(25)5179
FAX:0985(25)5180
 社長に就任して3年目を迎えた迎氏。もともと同氏を中心に運営を行ってきたが、代表就任後は名実ともに社長として社内環境づくりや元請け受注拡大に向けチャレンジするなど精力的に活動している。公共工事の早期発注の動きも重なって受注は堅調。今後も道路の安全への貢献が期待できる。 
(帝国データバンク宮崎支店・飛田敬史)

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