みやビズ

2018年5月22日(火)
上々企業

ヨシダや(宮崎市)

2017/07/18
20170714-1admin-image-1500021911.jpg 宮崎労働局によると、県内では2014年の総実労働時間は全国平均よりも40時間長い1828時間だった。さらに、年次有給休暇の取得率は45%で全国平均47.3%を下回る。少子高齢化などの影響から、近年の人手不足は顕著で、企業では従業員が仕事と家庭の両立ができるような「働きやすい職場づくり」が求められている。また、時間外労働の上限規制など、長時間労働の是正が社会問題化している。

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宮崎市青葉町で長年営業を続けるヨシダや本社

宮崎市青葉町で長年営業を続けるヨシダや本社

 宮崎労働局によると、県内では2014年の総実労働時間は全国平均よりも40時間長い1828時間だった。さらに、年次有給休暇の取得率は45%で全国平均47.3%を下回る。少子高齢化などの影響から、近年の人手不足は顕著で、企業では従業員が仕事と家庭の両立ができるような「働きやすい職場づくり」が求められている。また、時間外労働の上限規制など、長時間労働の是正が社会問題化している。

 最近、「ダイバーシティ」や「ワークライフバランス」などの言葉をよく聞くようになった。ダイバーシティは、多様な人材を積極的に活用しようという考え方。ワークライフバランスは充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できるという意味。

 宮崎市内でOA機器および文具販売を手掛けるヨシダや(吉田博俊社長)は、文具卸大手コクヨとタイアップ。県内では唯一の働き方改革提案を行う代理店として、各企業の悩みに対応している。

 同社はOA機器を県内で販売するなかで、顧客から業務の効率性を改善したいという声や、社員定着率を向上させるなどの課題を聞くようになった。ただ、顧客は何から手をつけて良いのかが分からない。そこで同社は、会社にとっての効率性アップ、働く人にとっての快適性向上、創造性が発揮される働きやすい環境づくりのサポートを行っている。

 具体的には、まずスマートフォンで総務や人事担当者にオフィスの質問に答えてもらい、気づきのきっかけを提供。そして、社員一人一人がウェブでの質問に回答。企業ごと、セクションごとに重要度と満足度の調査結果のリポートを提出する。そこで働く環境の優先順位や現場目線での課題が見えてくる。その課題に対応する提案を同社が行う。

 吉田社長は「自社でも人手不足は感じている。お客さまの抱えるさまざまな課題に対応できるようなサポートをしたい」と意気込みを話す。今秋には顧客を集め、セミナーを実施する予定。

 これまでの長時間残業に頼った働き方では企業経営は立ちゆかなくなる。短時間で成果を出せるような働き方改革は、残業削減や社員離職を防げる。さまざまな立場の人材登用によって、多様化したニーズにも対応するサービスができる。地域密着型の企業として同社は地元企業のサポートを熱心に行っている。




商 号: 株式会社ヨシダや
本 社: 宮崎県宮崎市青葉町119の1
代 表: 吉田 博俊
設 立: 昭和57年5月
資本金: 1000万円
電 話: (0985)25-4741
URL http://www.yoshida-ya.jp/
 ヨシダやの就業時間は午前8時半~午後5時半で、残業はない。「以前は残業が多かったが、長く当社に勤めてほしいとの思いから、1年前から残業をやめた。社員は考えて効率的な動きをしている」と社員の成長ぶりに目を細めていた吉田社長。“先(ま)ず隗(かい)より始めよ”を実践している行動的な社長である。
(帝国データバンク宮崎支店・小倉祐一)

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