みやビズ

2017年4月26日(水)
上々企業

デイリーマーム

2014/08/15

国産原料、無添加へのこだわり

 近年、食の宝庫としても注目されている宮崎県の魅力を県内外に広めるため、県ではフードビジネス推進課を設置。「みやざきフードビジネス振興構想」を策定するなどして、企業を後押ししている。

デイリーマームが国産原料と無添加にこだわって作っている「ゴボチ」のプレーン味とピリ辛味(下)

デイリーマームが国産原料と無添加にこだわって作っている「ゴボチ」のプレーン味とピリ辛味(下)

 「にこ丸堂」の屋号で弁当の製造、販売を手掛けているデイリーマームも、宮崎空港でのお土産品として、また県内外の生協や食料品店で売れ行き好調な商品「ゴボチ」の販売を拡大。東南アジアなどでの展開も進めている。

 ゴボチ開発のきっかけは、弁当の総菜として使われていたゴボウスナック。特に女性からの評判が良く、「ゴボウスナックだけを売ってほしい」という要望が多かったことから、個別包装して販売することとなった。宮崎県食品開発センターとの共同研究により味付けや保存性向上などに改良を重ね、商品化されたのが2011年11月だった。

 スタートは順調だったが、課題も抱えていた。一つ目はゴボウの確保。近年、他県産のゴボウや契約農家数の拡大などで安定的に確保できるようになったが、春先の低温や干ばつなどが発生すると生育は低下。収穫量が減少すれば商品の生産量は落ち込み、流通量が少なくなればゴボウの仕入価格は高騰する。価格高騰分を売値に転嫁することもできないため、自社で負担する状況が続いていた。

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