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2019年8月26日(月)
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上山泰寛さん(アメックス社長)

2014/12/17
【わたしの一冊】上山泰寛さんお勧めは、芳村思風著「人間の格」(致知出版社)

芳村思風著「人間の格」(致知出版社)

他者認める包容力養う

かみやま・やすひろ 宮崎市出身。日向学院高から日本大学へ。大手建設会社を経て、1988(昭和63年)にアメックス入社。2000年に社長就任。宮崎市出身、1960(同35)年7月生まれの54歳。

かみやま・やすひろ 宮崎市出身。日向学院高から日本大学へ。大手建設会社を経て、1988(昭和63年)にアメックス入社。2000年に社長就任。宮崎市出身、1960(同35)年7月生まれの54歳。

人間の格 本物の人間になる

著 者:芳村思風 
出版社:致知出版社

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 迷ったときに読み返し、人間の基本や何が幸せなのかを確認する。本書の著者は東洋哲学に基づいた感性論哲学について論じている。思想や宗教といった内容ではなく、日本人という民族の観念を含めた考え方を説いている。

 2012年6月から2年間、全国3万の中小企業組合が加盟する全国中小企業団体中央会の下部組織青年中央会の会長に就任。トップとして地方組織を回る中で、「自分の常識は他人の非常識」ということが多々あった。意見が対立して、心が折れそうなことや、打ちのめされるようなことがあったとき、「真理は無限にある」という言葉が支えになった。反発するよりも認め合わなければ前に進めない。

 「孫子の兵法」やビジネス書を読むことが多かったが、本書を通し内面を鍛える大切さを知った。他者との接し方や人と対峙(たいじ)したときの心の持ち方などが具体的に書かれている。自分の目標を達成するためには他者との協調が必要だということをあらためて確認した。

 本書で述べられているが、世界は経済的にも政治的にも競争や対立の原理では発展することが不可能な域に達している。敗者をつくる方法は新たな問題を生むだけで発展はない。社会発展のために経営者としてあるべき姿、企業活動の在り方は勝つことよりも力を合わせることにある。これからの宮崎の発展にも必要なことではないだろうか。

 特に印象に残っているのが第6章「包容力と人間の大きさ」。「自分のために相手を理解する」「感情的対立の乗り越え方」といった8項から構成されている。自分と異なる存在や意見を認めて、包括していく人間力が経営者には求められることに気付かされた。
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