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2019年8月26日(月)
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髙見信光さん(エポックジャパン社長)

2014/12/10
【わたしの一冊】髙見信光さんお勧めは、吉越浩一郎著「社長の掟 業績を上げ続けるための60則」(PHPビジネス新書)

吉越浩一郎著「社長の掟 業績を上げ続けるための60則」(PHPビジネス新書)

個人、会社の成長に生かす

たかみ・のぶみつ 宮崎市出身。98年に実家の綜合葬祭会社「みやそう」に入社し常務取締役就任。2000年7月、エポック・ジャパンを設立し代表取締役社長に就任。東京都在住。47歳。

たかみ・のぶみつ 宮崎市出身。98年に実家の綜合葬祭会社「みやそう」に入社し常務取締役就任。2000年7月、エポック・ジャパンを設立し代表取締役社長に就任。東京都在住。47歳。

社長の掟 業績を上げ続けるための60則

吉越浩一郎
出版社:PHP研究所

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 この本は女性用下着メーカーのトリンプ・インターナショナル・ジャパン社長として19年連続増収増益を達成してきた吉越浩一郎氏が、自身の体験を通して組織のトップに立つために必要不可欠だと確信した要素を60項目紹介している。吉越氏とは知人を介して3年前に知り合い、確かな結果を出せる経営者に見られる懐の深さに加えてユーモアも持ち合わせた人だ。それ以後公私ともに付き合いは続いており、この本が発売になったことし7月に吉越氏からいただいた。

 読み進めるうちに自分の経営でまだまだだなと思う部分が見受けられた。例えば「社長は、社員のやる気をアメで引き出すな」というもの。本人の能力では若干荷が重いような課題を与えてあとは任せるという方法をとるべきと説いている。任せたらあとは極力口出しをせず、進捗(しんちょく)状況を時々聞く程度にとどめ、成功の喜びを味わわせる。会社というのは、おのおのが収益を上げるもの。収益を上げることに貢献した見返りがちゃんとあるし、そのための方策が自分で見いだせる経験ができることが仕事のモチベーションにつながると教えてくれた。

 会社を経営する中で「あれをやりたい」という夢は当然生まれてくる。形にするには理念だけでなく、継続してできるだけのマーケティング力も必要となる。人口減少が進み、昔のような爆発的な成長が見込めない低成長時代の今こそ、理念とマーケティング力を兼ね備えていないと社員やその家族を食べさせていけないし、消費者の満足につながらない。父が経営していたみやそう会館の建て直し策として家族葬スタイルを確立したのも、やはり消費者の立場に立って考えてみたことが奏功したのだと思う。

 吉越氏のほかの著書にも書かれている「残業をなくしてデッドラインを設ける」というものが本書にもある。わが社はまだ成長途上のため、プライベートを若干犠牲にしている社員もいるだろう。ただ、プライベートとのバランスが取れていないと仕事の広がりは出ない。会社を離れたところで世の中を見て、心の栄養が補えるようになると個人も、その個人で構成する会社も成長する。そんな会社をつくっていきたい。
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