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2019年8月26日(月)
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四田美利さん(日本バイオフーヅグループ会長)

2014/11/12
【わたしの一冊】四田美利さんお勧めは、稲盛和夫著「生き方~人間として一番大切なこと」(サンマーク出版)

稲盛和夫著「生き方~人間として一番大切なこと」(サンマーク出版)

当たり前のことを一生懸命に

よつだ・みとし 長崎県出身。1994年、サプリメント、医薬部外品の開発、製造、受託加工などを手掛ける総合メーカー・日本バイオフーヅグループ(宮崎市田野町)を設立。59歳。

よつだ・みとし 長崎県出身。1994年、サプリメント、医薬部外品の開発、製造、受託加工などを手掛ける総合メーカー・日本バイオフーヅグループ(宮崎市田野町)を設立。59歳。

生き方 人間として一番大切なこと

著 者:稲盛和夫 
出版社:サンマーク出版

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 一生懸命に働くこと、感謝の心を忘れないこと、正しい行いに努めること、日々の暮らしの中で心を磨き人格を高め続けること・・・。当たり前に思えることを一生懸命行っていくことに「生きる意義」はあるし、これ以外に人間としての生き方はないように思う。

 私は、縁あって見ず知らずの土地(宮崎)で事業を興した。業容を拡大し従業員を増やしていくと、経営者としての悩みも生じる。若いときから迷ったときには本屋に行く習慣があり、経営者として悩んだときも足を運んだ。そのとき出合ったのが、京セラ・第二電電(現KDDI)創業者の稲盛和夫氏の著書「生き方~人間として一番大切なこと」(サンマーク出版)だった。

 会社は、創業は易(やす)く、進歩・発展は難しい。宗教観を持ちながら自分自身の心を強くされていった稲盛氏から、経営者として学ぶべきことは多く、思いがかぶるところも多々ある。私も、事業はハウツー(やり方、方法)より“人間としてどうあるべきか”という部分に基本があると考える。つい、ハウツーに走りがちになってしまうが、高い志を持って挑戦を続けていくという人間としての生き方があってこそ、の事業だ。

 「生き方」を最初に読んだとき、「これだ」と感じた。会社の研修用として用い、社外の方にもこれまで300冊ほどお配りしている。このことが稲盛氏にも伝わり、ご本人から一筆入った名刺をいただいた。同書は、分かりやすい言葉で書かれているため、一見易しい内容に思えるが、実際にはこういう生き方を実践できている人は少ない。「苦労はチャンス」「強い思いとすさまじい願望を持続させ、ついには潜在意識にまでしみ込ませるほどでなくてはいけない」など、同書にある言葉をどれだけ純粋に受け取れるか。

 社会というのは、仕事を通じて人格を、魂を磨く場である。企業も単なる金儲(もう)けの組織ではない。一生懸命頑張ることは自分のためではなく、“ひとさまのため”になることを意識して活動しなければならない。若い人たちには、「思いは成就する」「念ずれば花開く」ということを説きたい。ただ、単に思うだけでなく、強く、深く、継続して考え抜かないとなかなか結果は得られない。深く思ったことを自分の仕事に生かし、人間力を高めてほしい。期待している。
 
「心を高める、経営を伸ばす~素晴らしい人生をおくるために」(PHP研究所)、「働き方~『なぜ働くのか』『いかに働くのか』」(三笠書房)も併せてお薦めしたい。

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