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トレイルランニング  矢上昭浩さん(SUNAO製薬通信販売課長)

2013/04/15

山道駆け気分爽快


 尾根を吹き上げる風や木の葉がかすれ合う音を置き去りにして、山道を駆け抜ける。「この爽快感がたまらない」。矢上昭浩さん(35)=SUNAO製薬通信販売課長=は、山のマラソン「トレイルランニング」にどっぷりはまっている。走り始めて1年、週1回は必ず山へ向かい、大会にも出場するほどだ。

マウント・レコーズのメンバーとトレイルランニングを楽しんでいる矢上さん(写真右端)。山を走る感覚を「子どもに戻ったようだ」と言う(矢上さん提供)

マウント・レコーズのメンバーとトレイルランニングを楽しんでいる矢上さん(写真右端)。山を走る感覚を「子どもに戻ったようだ」と言う(矢上さん提供)

 趣味で登山やジョギングをしていた矢上さんがトレイルランニングを知ったきっかけは、妻の知人の軽い誘いだった。連れて行かれたのは、自宅から車で15分の宮崎市の双石山(509メートル)。走り始めてすぐに息が上がり、知人ははるか先へとどんどん進む。矢上さんはひざに手をつき、何度も立ち止まり、そして歩きながら、何とか「完走」したという。

 初めてのトレイルランニングは、「アスファルトの上を走るロードとはまったく違う満足感だった」。それからほとんど毎週のように双石山に通っている。矢上さんは「ロードは日常の風景から抜けられないが、山を走ることは非日常」と、魅力を語る。

矢上昭浩さん

矢上昭浩さん

 交通事故で足に古傷があり、長距離を走ることに不安を感じていたという矢上さん。しかし、つま先から着地するトレイルランニング独特のフォーム「フォアフット」を身に付けると、ランニング中の足の負担がぐっと減ったという。

 県内のトレイルランニング愛好者でつくるチーム「マウント・レコーズ」(大岐孝志代表、5人)にも参加。メンバーと高千穂峰や韓国岳などで着々と健脚を磨いている。昨年11月には高原町の皇子原公園を出発し、高千穂峰山頂にゴールする霧島登山マラソン大会に参加。距離9キロ、高低差1200メートルのコースを1時間43分44秒で走った。優勝者ら上位陣から30分ほどの遅れだが、「タイムを競う面白さもあるけど、純粋に走る喜びも大きい」と自分なりの楽しみ方をかみしめている。

 5月26日は、宮崎市で初のレースとなる「加江田トレイルランニング」(ユニバーサルフィールド、マウント・レコーズ共同主催)を開く。矢上さんは「走れる区間だけ走って、残りは歩いてもいい。自然の中を走る楽しさをたくさんの人に知ってもらいたい」と大会の意義を語る。


【プロフィル】
 宮崎市出身。宮崎西高、大分大経済学部卒。SUNAO製薬では商品企画、仕入れのほか、ホームページ(HP)やパッケージのデザインを手掛ける。

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