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2019年10月15日(火)
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がん予防と検診のススメ(下)

2017/08/23
 1980年代から日本の死因トップであるがん。県内では2015年に3621人ががんで亡くなっており、総死亡者数に占める割合は26.8%にも達しています。

早期発見が大切


 1980年代から日本の死因トップであるがん。県内では2015年に3621人ががんで亡くなっており、総死亡者数に占める割合は26.8%にも達しています。がん予防のためには自らの健康に関心を持ち、定期的に検診を受けることが大切です。

がん検診の内容
 13年の国民生活基礎調査によると、本県のがん検診受診率は、胃がん39.1%、肺がん42.1%、大腸がん34.5%、子宮頸(けい)がん41.0%、乳がん45.3%。いずれも国が目標に掲げる受診率50%に届いていないのが現状です。厚生労働省によると「忙しい」「経済的負担」「がんと指摘される恐怖感」などが受診しない主な理由となっています。

 がんは進行度合いから四つの「ステージ」に分けられます。ステージによって5年生存率(治療開始から5年後生存している人の割合)は大きく異なり、国立がん研究センターによると、例えば肺がんの場合、初期のⅠ期は82.9%ですが、Ⅱ期は49.1%、Ⅲ期は21.9%、Ⅳ期は、4.9%で、早期発見がとても重要なことが分かります。

 フリーアナウンサーの小林麻央さん(故人)や、タレントの北斗晶さんがブログを通してがん検診を訴えていたこともあり、受診する機運は高まってはいますが、一過性で終わらせないことが大切です。

 「一度受診して異常がないと安心してしまい、それっきりになってしまうケースも見掛けられる。油断せず定期的にがん検診を受けてほしい」と県福祉保健部健康増進課健康づくり・がん対策担当の村田天秀(たかひで)さんは訴えます。

 「休日に検診できる病院は」「費用はどれくらいかかる?」など、がん検診に関する情報は「がんネットみやざき」のホームページで提供しているほか、お住まいの各市町村に問い合わせてください。

 正しい生活習慣を心掛け、定期的にがん検診を受けましょう。

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