みやビズ

2018年9月22日(土)
クリック健康

腰痛(上)ストレス対策も必要

2016/10/05
 働く人々の健康をテーマに、知って得する情報を隔週で紹介する「クリック健康」。第1弾は多くの人が悩んでいる「腰痛」について取り上げます。

■つらい腰痛… 誰もが経験

 腰痛は誰しも一生に一度は経験すると言われています。若年化も進んでおり、まさに現代病です。一般的には、発症してから1カ月以内に症状が改善するケースが多いとされますが、3カ月以上続く場合を「慢性腰痛」と呼びます。痛みを抱えながらの仕事や日常生活は、体にも心にも負担がかかりますね。
 国民生活基礎調査(厚生労働省、2013年)を見ると、腰痛は男性の自覚症状の1位に、女性では肩こりに次いで第2位となっています。

■約8割は異常が見つからない?

 腰に強い痛みを感じた場合は、まず病院で受診し、原因を特定するようにしましょう。検査の結果、ぎっくり腰(腰椎捻挫など)、椎体(ついたい)骨折、椎間板ヘルニア、腰痛症などの「特異的腰痛」と診断されれば、それぞれに対応した治療を受けることになります。ただ、腰痛は異常が見つからない「非特異的腰痛」と診断されるケースが約8割にも上ります。
 原因がはっきりしないのは不安ですし、対処方がないまま長く痛みと付き合っていくのはつらいものです。では、なぜこのように多くの人が原因不明の腰痛に悩まされてしまうのでしょうか?

■複雑に絡み合う要因

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 腰痛が起こる原因は単純ではありません。重いものを持ったり、ずっと座りっぱなしだったりと直接的な仕事の環境に加えて、年齢や体格、気候などさまざまな要因が複雑に絡み合っています。現在、その要因は大きく四つに分けられています=イラスト参照。一人一人、腰痛の原因が違っているため、それをはっきりさせることが難しいというわけです。さらに最近では、要因の一つにストレスも関わっているということが分かってきました。

■痛みを強く感じるように

 痛みは神経を伝わって脳で感じます。脳には、体で感じた痛みを抑える仕組みが備わっていますが、長くストレスにさられると痛みを抑える働きが機能しなくなるそうです。そうなると、少しの痛みでも強く感じたり、痛みが長引くようになったりしてしまいます。腰痛対策には、ストレスをためないようにすることも必要ですね。


 次回は実践編。腰痛の予防・改善のための対策を紹介します。

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