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2020年2月25日(火)
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出品全て4等級以上 和牛枝肉共進会

2013/06/26
第116回和牛枝肉共進会に出品された枝肉。史上初の上物率100%を達成した=25日午前、都城市高崎町・ミヤチク高崎工場

第116回和牛枝肉共進会に出品された枝肉。史上初の上物率100%を達成した=25日午前、都城市高崎町・ミヤチク高崎工場

 第116回和牛枝肉共進会(JA宮崎経済連主催)は25日、都城市高崎町のミヤチク高崎工場であり、出品された黒毛和牛105頭全てが最高クラスの肉質5等級か、それに次ぐ4等級と評価され、史上初の上物率(全体に占める4等級以上の割合)100%を成し遂げた。昨秋の全国和牛能力共進会で連続日本一に輝いた畜産王国の真価を発揮。羽田正治会長は「素晴らしい技術や総合力の表れ」とたたえ、出品者も全員の力で成し遂げた「パーフェクト」の達成感をかみしめた。

 全県的な共進会は同経済連と、県畜産振興協議会が主催する二つがあり、上物率100%は64回を重ねた同協議会共進会を含めても初の快挙。5等級のみの割合78%、脂肪交雑基準(BMS)平均9・2%もトップクラスの数字だった。

 同経済連、同協議会のいずれかが開いた直近3回の共進会で上物率は90%台後半を記録しており、今回団体賞をつかんだJA高千穂地区の伊東計治肥育課長は「いつ100%になってもおかしくなかった。関係者一丸となり種雄牛や母牛の改良を進めると同時に、個々の農家も全国屈指の飼育技術に磨きをかけ、牛の潜在能力を存分に引き出せるようになった証し」と話す。

 グランドチャンピオン(優等1席)に輝いたのは都城市安久町の畑中浩二さん(41)の去勢牛(828キロ)。2010年11月8日生まれで父が福之国、母の父が勝平正。肉締まりが群を抜いていたことなどが評価された。畑中さんは「全共で優勝した宮崎の畜産農家という誇りを胸に頑張った。念願のチャンピオンになれてうれしい」と笑顔を浮かべた。

 審査後の枝肉競りには県内外から約90社が参加。1キロ当たりの落札価格はグランドチャンピオンが7010円、全体平均は2682円だった。

 ほかの入賞者は次の通り。

 【個人賞】
▽2席=宮田藤夫(延岡市)
▽3席=木村劯 (同)
▽4席=大崎貞伸(西都市)
▽5席=鎌田秀利(串間市)
▽6席=増田宏 (都城市)
▽7席=山下一二(小林市)
▽8席=末永長幸(高原町)

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