みやビズ

2018年4月26日(木)
フードビジネスの今

キンカンもなか開発 日南市「ご当地スイーツ事業」始動 

2017/12/14

 日南商工会議所(清水満雄会頭)は13日、日南市の特産品キンカンを使った商品作りに取り組む「日南山幸プロジェクト」を本格スタートさせた。観光客などに向けた新たな「ご当地スイーツ」として、キンカンを餡(あん)に使ったもなかを開発し、2019年1月末までに一般販売することを目指す。

 同プロジェクトは今年10月に県産業振興機構の「みやざき農商工連携応援ファンド事業」の交付決定を受けて始動した。スイーツには完熟きんかんを用い、同市の鵜戸神宮や飫肥を絡めたストーリー性を重視。日南産の蜂蜜や同神宮の御神水も使ったり、商品に祈願を行って「金運」「安産」などの願いを込めたりするほか、もなかの皮には同神宮の運玉を模して「運」の文字を刻印。独自性や「日南らしさ」を高める。市内外で土産品として販売するほか、結婚式の引き出物など贈答品としての利用も想定する。

 同日は第1回同プロジェクト推進協議会が、同市の日南テクノセンターであった=写真。キンカン生産者や商工業者、行政などの委員13人が出席。会長に日南商議所の落合兼久専務理事を選び、規約などを承認した。落合会長は「県南の農商工連携のモデル事業になればいい。日南を代表する観光土産品を開発し、県外はもちろん海外にも発信したい」とあいさつ。委員は早速、使用した蜂蜜が異なる2種類のキンカンの餡を試食し、感想を述べ合っていた。

 今後はワーキンググループが中心となり、商品の名称などを決めたり試作品作りを重ねていきながら、当面は来年3月に千葉県で開かれる国際食品・飲料展への出品を目指す。

アクセスランキング

ピックアップ