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2018年7月16日(月)
フードビジネスの今

ビタミンピーマン本格全国展開 JA宮崎経済連

2017/12/13
みやざきビタミンピーマンの販売開始を前に、知事にピーマンを贈呈した泥谷委員長=12日午後、県庁

みやざきビタミンピーマンの販売開始を前に、知事にピーマンを贈呈した泥谷委員長=12日午後、県庁

 JA宮崎経済連は13日から、本県ブランドの「みやざきビタミンピーマン」を、ピーマンで全国初となる「栄養機能食品」として販売する。健康に良いビタミンCの効能を打ち出すことで、他産地と差別化し、認知度向上と農家の所得向上につなげる。

 栄養機能食品は、栄養成分の効能を包材に表示し、販売できる食品。1日当たりの摂取目安量に、基準範囲(ビタミンCは30~1000ミリグラム)の栄養成分が含まれることが条件となる。2015年に食品表示法が施行され、生鮮食品も対象となった。

 県とJA宮崎経済連でつくる「みやざきブランド推進本部」は、05年度から県産冬春ピーマンの成分分析に取り組んでいる。同経済連の農産物総合検査センターなどが、12年間の平均で全国標準値より1・3倍多く、ビタミンCを含むことを確認している。

 ビタミンピーマンのパッケージには「皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ」との効能や「100グラム当たり42~132ミリグラムのビタミンC」を含むことを表示。同経済連によると、13日から全国51カ所の市場へ出荷し、各地のスーパーなどで販売が始まるという。

 12日には生産者が県庁を訪れ、河野知事にピーマンを贈呈した。県促成ピーマン共同計算委員会の泥谷和久委員長(59)は「多くの人に味と機能性を知ってもらい、産地の発展につながればうれしい」と話していた。

 ビタミンピーマンは今年3月に試験販売。今回、本格的に全国展開する。

 県農業連携推進課によると、15年の県産冬春ピーマンの生産量は2万3700トンで、全国1位。

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