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2018年6月23日(土)
フードビジネスの今

焼酎出荷3年連続首位 シェア初の30%台

2017/08/23

 本県の2016酒造年度(16年7月~17年6月)の本格焼酎出荷量は前年度比5・1%増の14万2132キロリットルで、3年連続で日本一となったことが22日、日本酒造組合中央会(東京)のまとめで分かった。全国合計は0・5%減の45万9601キロリットル。本県のシェアは30・9%となり、初めて30%台に乗った。

 2位の鹿児島県は4・3%減の11万5149キロリットル(シェア25・0%)、3位の大分県は1・6%減の9万5568キロリットル(20・7%)。本県は上位3県で前年度比が唯一プラスとなり、鹿児島県との差を前年度の1万4843キロリットルから2万6983キロリットルへと広げた。

 県内では、売上高日本一の霧島酒造(都城市)が全体をけん引。16年度の焼酎売上高は過去最高の673億3300万円を計上し、好調を維持している。加えて中小メーカーも県内外で販路を拡大している。

 県酒造組合会長を務める京屋酒造(日南市)の渡邊眞一郎社長は「宮崎の焼酎のやわらかで優しい味わいがニーズに合い、評価につながっているのではないか。県産焼酎のブランド力を確固たるものにして、県全体の底上げを図っていきたい」と述べた。
 河野知事は22日の定例会見で、「大変うれしく、手応えを感じている。(3年連続日本一に)勢いを得て、日本の焼酎業界を宮崎が引っ張っていく、世界に向けても打って出ていくという思いを強めている」と話した。

 本格焼酎出荷量の全国合計は、ピークだった06酒造年度の53万737キロリットルから減少が続き、鹿児島、大分県も同様の傾向をたどる。これに対し、本県は増加傾向にあり、08酒造年度に大分県を抜き2位に。14酒造年度に鹿児島県を抑えて初の日本一となった。

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