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2018年4月26日(木)
フードビジネスの今

トマトソース開発 五ケ瀬グループ

2017/05/19
ぎおんアグリママが開発した「ジビエソース」と「トマトソース」

ぎおんアグリママが開発した「ジビエソース」と「トマトソース」

 五ケ瀬町鞍岡の加工グループ「ぎおんアグリママ」(藤木洋子代表)は、自家栽培のイタリアントマトとイノシシ肉を使った瓶詰め商品「ジビエソース 黒の宝石」を開発し、販路開拓を目指している。地元の五ケ瀬ワインなど県産食材をふんだんに使っており、同グループは「食を通じて地域の魅力を発信したい」と意気込んでいる。

 同グループは、ミニトマトを栽培する認定農業者の藤木代表と長女の浩美さんが2011年に設立。認定資格のイタリア料理研究家1級を持つ浩美さんが「付加価値の高い商品を作ろう」とソース作りを始めた。

 原料のトマトには加工用品種のサンマルツァーノ・リゼルバを使用。自家栽培のハーブや延岡市北浦町産のブランド塩「月の塩」、九州産のにんにくを使い、「イタリアの家庭料理を忠実に再現した」(浩美さん)。イノシシ肉は衛生面を考慮し、ジビエ加工施設のある西米良村から取り寄せている。

 軟らかく煮込んだイノシシ肉をトマトの酸味や香りが引き立てており、魚料理やハンバーグ、パスタにもかけるだけで使うことができる。昨年度の県産業振興機構の支援制度を利用してパッケージデザインや食品表示に必要な分析を行い、昨年末に完成させた。

 開発した商品は2種類。いずれも240グラムでジビエソースが2千円(税別)、イノシシ肉の入っていない「トマトソース 赤の宝石」が1500円(同)。今年のゴールデンウイークに宮崎市内のホテルで試験販売し、2日半で28本を売り上げた。

 浩美さんは「地域の雇用につながるような商品に育てたい」と話している。同グループ(電話)0982(83)2017。

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