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2018年4月23日(月)
フードビジネスの今

「輸出優良」最高賞 くしまアオイファーム

2017/04/19
 甘藷(かんしょ)の生産・加工・販売を手掛ける、くしまアオイファーム(串間市、池田誠社長)は、農林水産省が本年度創設した「輸出に取り組む優良事業者表彰」で最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。海外で需要の高い小ぶりな甘藷の栽培方法を確立したことや、輸出に適した包装資材の開発が評価された。表彰式は21日に東京で開く。

 同社は2013年に農業生産法人から株式会社化。海外で小ぶりなイモの人気が高いことに着目。畝の幅を通常の半分にして、2倍の本数の苗を植える独自の栽培方法でMサイズ以下の甘藷を収穫。香港やシンガポールなどにも販路を拡大した。また、甘藷が結露しにくい包装資材を開発し、品質を高めている。

 昨年6月には九州で唯一、甘藷の傷みを防ぐキュアリング(治癒)貯蔵庫を建設し出荷体制を強化。16年度は総出荷量の約2割を占める約453トンを海外に輸出した。17年7月期の売上高は9億円を目指す。

 池田社長は「農業の将来を考えると今後ますます輸出が重要になる。海外でのさらなる知名度向上を目指して取り組みたい」と話している。

 1回目となる今回は十勝川西長いも運営協議会(北海道)や旭酒造(山口県)など全国5事業者が農水大臣賞を受賞した。

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