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2017年11月19日(日)
フードビジネスの今

えびのでチョウザメ養殖 鰻楽、来月下旬にも操業

2017/02/09
チョウザメ養殖場の新設で立地協定を結んだえびの市の村岡隆明市長と鰻楽の大森伸昭社長(右)=8日午前、えびの市役所

チョウザメ養殖場の新設で立地協定を結んだえびの市の村岡隆明市長と鰻楽の大森伸昭社長(右)=8日午前、えびの市役所

 水産加工品製造卸売りの鰻楽(宮崎市)は、えびの市東長江浦にチョウザメの養殖場を新設する。8日に同市と企業立地協定を結んだ。早ければ3月下旬に操業し、年末にも出荷を始める。

 同社は宮崎市で養鰻(ようまん)業を営む大森淡水の関連会社で、2003年設立。ウナギのかば焼きや美容健康食品の製造販売などを手掛け、13年からチョウザメ養殖に参入している。

 大森伸昭社長は、えびの市に進出した理由を「良質な水源が豊富で養殖に適している」と説明。現在、宮崎市と新富町で飼育している計約5700匹のうち、シロチョウザメ1800匹、シベリアチョウザメ200匹をえびの市へ移し、キャビアとなる卵を抱えた個体が現れる年末から出荷する予定。

 養殖場の敷地面積は5272平方メートル。東長江浦地区に湧き出る地下水を活用した飼育池が31面(1面当たり33~61平方メートル)あり、浄化槽設置などにかかる総事業費は5400万円。5人を新規雇用し、出荷状況をみて飼育池の増設も検討する。

 市役所で同日あった調印式には、村岡隆明市長や大森社長ら関係者10人が出席。村岡市長は「えびの市の新産業としてブランド力の向上を期待している」、大森社長は「市と一体となって、高品質のチョウザメとキャビア生産を目指す」と話した。

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