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2018年5月21日(月)
フードビジネスの今

宮崎県農業産出額、3424億円 ブロイラー、肉用牛過去最高

2016/12/26
本県農業産出額と全国順位の推移
 農林水産省は23日までに、2015年の都道府県別農業産出額を公表した。本県は3424億円で、14年の3326億円から2・9%増加。昨年に続き全国5位となった。県内産出額が3400億円台に乗るのは1995年以来20年ぶり。子牛や枝肉価格が高騰した肉用牛、生産量が伸び続けているブロイラーは、それぞれ過去最高額を更新した。

 品目別では多い順に、ブロイラーが718億円(2014年比8・6%増)、肉用牛626億円(同9・6%増)、豚494億円(同1・4%減)。鶏卵や生乳なども含めた畜産部門の産出額は2094億円(同5・6%増)となり、県全体の61・2%を占めた。

 耕種部門も、全国的な生産減で高値となったキュウリが199億円(同15・7%増)、ピーマンが127億円(同16・5%増)、トマトも79億円(同12・9%増)と大きく伸びた。一方で、飼料用作物への転作が進み、早期水稲で日照不足が響いた米は、157億円で14年から9・2%減。生産量が減少したサツマイモも78億円で6%減らした。

 都道府県別のトップは北海道の1兆1852億円。次いで茨城県4549億円、鹿児島県4435億円、千葉県4405億円と続く。国内全体の農業産出額は8兆7979億円で、畜産物や野菜の価格上昇により前年から5・2%伸びた。

 品目別の都道府県別産出額で本県は、ブロイラーが全国1位(全国シェア21・0%)で、2位鹿児島県の604億円を大きく上回った。豚は同県に次ぐ2位(同7・8%)、肉用牛も、同県、北海道に次ぐ3位(同9・4%)で、畜産県としての存在感を示した。

 河野知事は「産出額は4年連続で増加しているが、本県農業は高齢化や担い手減少などの課題を抱えている。農を核としたフードビジネスの取り組みを一層進め、農業の成長産業化を促進していく」とコメントを出した。

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