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2018年4月23日(月)
紙面県内経済

イオン宮崎18年春増床 九州最大級、250店舗へ

2016/01/01

 イオンモール(千葉市)が宮崎市新別府町の大型商業施設イオンモール宮崎を約20%増床し、2018年春に新棟を開業させることが31日、複数の関係者への取材で分かった。新棟は既存の本館南側に一体化する形で建設され、買い物客の回遊性が高い「サーキット型モール」となる。総賃貸面積は約11万平方メートルを超え、九州最大級となる。売上高は400億円に迫るもようだ。テナント数は現在の約170店舗から250店舗前後になるとみられる。

 関係者によると、イオンモールは2015年12月に増床を決定。16年度中に着工するとみられる。計画では、新棟は既存棟と同じ2階建てで、1階にテナントと屋根付きの駐車場、2階にテナント、屋上が駐車場となる。総賃貸面積は現在の約9万7千平方メートルから20%台前半の増床となりそうだ。

 内装は日南海岸などの観光リゾートをイメージした雰囲気となり、テナントはカフェテラスや若者、観光客向けの飲食店、アウトドアショップ、衣料品店などを想定。外国人観光客の取り込みも目指す。

 県外のイオンモールの増床ではグループ傘下のイオン銀行の窓口も設置されており、新棟でも開業と合わせて個人向け融資の窓口業務が開始される見込み。新たに入居するテナントや既存店の配置については今後、具体的な交渉に入る。

 既存棟の南側正面と東、西側の一部を改修し、既存棟の通路と新棟の通路を接続。完成後は通路が楕円(だえん)形のサーキット型モールとなる。駐車場台数も現在の約4千台から200台以上増える。これらの改修により、売上高は約320億円から50~60億円増が確実視されている。

 関係者によると、イオンモールは2014年に宮崎市に対し敷地内での増床計画があることを打診。規模による収益性や商圏を考慮し複数案を検討した結果、今回の増床規模になったという。

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