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2019年12月16日(月)
紙面県内経済

旬の県産品でスイーツ開発 お菓子のゴローズ(宮崎市)

2011/11/16
県内農業生産者や加工グループとの連携によって開発されたゴローズのケーキ

県内農業生産者や加工グループとの連携によって開発されたゴローズのケーキ

 お菓子の専門店ゴローズ(宮崎市、内田五郎社長)は、農産物加工グループや生産農家と連携し、県産品を使ったスイーツの製造、販売に力を入れている。生産者との連携は、県や農業団体が進める「みやざき農商工連携ビジネスチャンス発掘事業」を活用し実現。日向産ヘベスや、国富町の加工グループが製造した柿のピューレなどを使った新商品を販売中で、同社は「今後も連携を進め、県産品の消費拡大に貢献したい」と話している。

 ゴローズは「宮崎の旬をスイーツで味わってもらおう」と6月、県内各地の産品を使ったケーキを開発する「スイーツマッププロジェクト」を構想。スイーツの素材となる農産物や加工品を調達するため、県のビジネスチャンス発掘事業を活用した。

 同事業は、農業のビジネスシーズ(種)と、商工業のニーズをマッチングさせ、農商工連携を推進しようと、2010年度にスタートした。自治体や農業団体で構成する推進会議を発足させ、各地の名産品や加工品、農業技術、農業施設などのビジネスシーズを発掘。これまでに84件を登録し、農商工連携を進めたい小売業などに、情報を提供している。

 同社は、柿のピューレを製造する国富町の加工グループや、ナシ、ブドウを生産する小林市の観光農園、マンゴーの一次加工品を販売する農業団体などと連携。日向産ヘベスの果汁を使った「ヘベスのモンブラン」や「柿のモンブラン」「永迫さんのびっくり梨コロン」「プレミアムマンゴープリンケーキ」などの新商品を開発し、県内9店舗で販売している。

 スイーツは、連携する生産農家や加工グループと共同で開発。素材は流通できなかった規格外品なども使用することで、消費拡大にも貢献している。同社の内田孝子専務は「プロジェクトを進める中で、宮崎にはスイーツに合う素材が豊富にあることに気付いた。今後も、県内各地の生産者と連携し、地元の食材をPRしていきたい」と話している。

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