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2020年1月26日(日)
紙面県内経済

医療機器製造本格参入へ 安井(門川)特区で初認定

2012/04/14
 印刷物の製造・販売や合成樹脂の成形加工販売などを行う安井(門川町、松田哲社長)の本社工場は、薬事法に基づく「医療機器製造業許可」を取得した。取得は3月30日付。本県などが「東九州メディカルバレー構想特区」に指定されて以降、初の許可取得企業。本県が目指している医療機器産業の拠点づくりに弾みがつきそうだ。
 同社は1930(昭和5)年創業。印刷物の製造・販売などのほかに、医療機器メーカーからの受注で、人工腎臓などに使われるプラスチック容器などの医療機器部品の製造を手掛けている。同社は医療機器産業への本格参入を目指し、2010年から許可取得の準備を進めていた。

 今回の取得で、医療機器の部品だけでなく完成品の製造も可能になり、医療機器メーカーからのさまざまな要望に応えることに加え、新規の取引企業の開拓なども期待できるという。

 本県と大分県が共同で取り組む「東九州メディカルバレー構想特区」は11年12月、国から地域活性化総合特区の指定を受けており、医療機器産業の集積などを目標に掲げている。県工業支援課によると、特区での新規医療機器製造許可業者数を、16年度までに10社に拡大することを目指している。

 松田社長は「医療ニーズをとらえながら、技術や製品の開発を進め、最終的には医療機器メーカーとして名をはせたい」と話している。

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