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2018年8月20日(月)
紙面県内経済

バングラ技術者受け入れ 就労支援事業1期生

2018/03/30

 バングラデシュの高度IT人材を宮崎市のIT企業にマッチングするプロジェクトで、市内5社が1期生となる9人の受け入れを決めた。歓迎セレモニーが29日に市役所であり、関係者ら約20人が技術者の活躍とプロジェクトの成功を願った。

バングラデシュから訪れたIT技術者たち。宮崎市のIT企業5社でインターンシップを行う=29日午後、宮崎市

 バングラデシュの高度IT人材を宮崎市のIT企業にマッチングするプロジェクトで、市内5社が1期生となる9人の受け入れを決めた。歓迎セレモニーが29日に市役所であり、関係者ら約20人が技術者の活躍とプロジェクトの成功を願った。

 昨年スタートしたプロジェクトは国際協力機構(JICA)、宮崎大、宮崎市、同市ICT(情報通信技術)企業連絡協議会の4団体が協力。JICAが日本での就労希望者向け講座を現地に設け、宮崎大はその修了生を留学生として受け入れる。市内の企業は留学期間中にインターンシップ(就業体験)を開いて採用へつなげ、市は来日した人材の採用経費など補助する。

 セレモニーで戸敷正市長は「宮崎での生活を楽しみながら仕事に励んでほしい」と激励し、記念品を手渡した。フューチャー・ジャンクション(櫻田祐一郎社長)でのインターンに参加するファヒム・イスラム・モヒップさん(25)は「技術力の高い日本で働くのが小さい時から夢だった。将来は母国と日本の良好な関係を築く懸け橋になりたい」と意欲を語った。

 IT業界は建設や介護業界などと並び人手不足感が強く、特に地方は技術者の養成機関が少ないことから高度な開発業務をこなせる人材が乏しい。宮崎市でのプロジェクトは日本での就労希望者受け入れによる途上国支援と、人材不足に悩む地方の課題解決につながるとして注目を集めている。

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