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2018年6月22日(金)
紙面県内経済

関係者ら歓迎 JR宮崎駅西口開発

2018/03/01

 宮崎交通(宮崎市)とJR九州(福岡市)が宮崎市のJR宮崎駅西口に複合商業ビル2棟を共同開発することを発表した28日、中心市街地の商店街関係者や市民からは「中心市街地に人の流れが戻ってくる」と歓迎する声が上がった。同市の戸敷正市長は両社と連携する考えを示しており、駅周辺から若草通りやニシタチなどの繁華街へ人の流れをつくり出せるかどうか行政や地元商店街などの取り組みも注目される。

JR宮崎駅西口に宮崎交通とJR九州が共同開発する第1ビル(赤)と第2ビル(青)のイメージ写真

 宮崎交通(宮崎市)とJR九州(福岡市)が宮崎市のJR宮崎駅西口に複合商業ビル2棟を共同開発することを発表した28日、中心市街地の商店街関係者や市民からは「中心市街地に人の流れが戻ってくる」と歓迎する声が上がった。同市の戸敷正市長は両社と連携する考えを示しており、駅周辺から若草通りやニシタチなどの繁華街へ人の流れをつくり出せるかどうか行政や地元商店街などの取り組みも注目される。

 新たなビルには大手シネコン(複合映画館)を誘致する計画があり、同市京塚2丁目の医療事務児玉葵さん(25)は「毎月映画館に行っているので、シネコンができるのは喜ばしい限り」と声を弾ませる。また、「若者が集う施設が中心市街地にできれば、(宮崎の魅力が高まり)若者の県内定着にもつながるのでは」と期待を込めた。

 中心市街地の9商店街で構成する市商店街振興組合連合会の吉田孝平理事長(70)は「人が集まる施設ができるのは大賛成。広島通りや一番街などへ人の流れができ、周辺店舗にも波及効果が生まれてほしい」と話す。

 同市では2005年に同市新別府町に開業した大型商業施設のイオンモール宮崎が売り上げを伸ばす一方で、中心市街地の歩行者通行量は、同年の1日7万2030人から17年には5万5543人に減少。この間、官民一体で中心市街地にみやざきアートセンターや立体駐車場「Y・Y PARK」(ワイワイパーク)などを整備したが、思うような活性化にはつながっていない。

 戸敷市長は「同駅東口にはアリーナの建設構想を打ち出している。西口の開発も進めば相乗効果を生み出し、にぎわいの創出に相当なプラスになる」と説明。「宮交、JR九州とも連携し、同駅周辺から中心市街地へ、人の流れを生み出す取り組みも検討しなければならない」と話した。

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