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2019年10月16日(水)
紙面県内経済

ビル共同開発を発表 宮交、JR

2018/03/01

 宮崎市のJR宮崎駅西口で複合商業ビルの共同開発を検討している宮崎交通(宮崎市、菊池克賴社長)とJR九州(福岡市、青柳俊彦社長)は28日、県庁で会見を開き、2棟を共同開発し2020年秋に開業させることで基本合意したと発表した。大手シネコン(複合映画館)や飲食店などを入居させ、巨大な屋根を備えたイベント広場を整備する方針で、今秋にも具体的な内容を公表する。

 2棟のうち同駅西口の「第1ビル」は最大で地上10階、県道を挟んだ広島通り入り口に面する「第2ビル」は同7階となる見通し。2棟を合わせた売り場の規模はJR九州が博多、鹿児島などの主要駅で運営する大型商業施設「アミュプラザ」よりも小ぶりになるとした。

 第1ビルに誘致を目指すシネコンは8~10スクリーンとし、県内全域の食材を提供するような飲食店や衣料品店などを入居させる計画。また、大分のアミュプラザと同様に屋上庭園を設置し、家族連れがくつろげるような空間を整備することや、幅広い世代に対応するよう医療系の施設を入居させる構想についても両社で検討している。

 JR九州の田中龍治専務は、宮崎駅西口にあるタクシーロータリーや駅前広場も一体的に再開発する可能性についても言及。雨天でもイベントなどに利用できる大屋根を備えた広場へと改修し、駅舎のデザインも変更することについて県や市と協議する考えを明らかにした。

 菊池社長は「人口減少も考慮し、継続性があり何十年も使える施設にする。中心市街地の活性化は宮交の使命」と意気込みを語った。

 福岡市で同日開かれたJR九州の定例会見でも青柳社長が概要を説明。「宮崎駅と中心街をつなぐようなイメージでにぎわいを高めたい。地元自治体、宮崎商工会議所、地域との議論を進め、宮交と一緒に宮崎の玄関口にふさわしいものをつくりたい」と話した。

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