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2018年6月22日(金)
紙面県内経済

インタープロ(宮崎市)の「みまもりシステム」 全国マンションへ展開

2018/02/24

 ソフトウェア開発のインタープロ(宮崎市、南克浩社長)が制作したITを活用した高齢者見守りサービス「みまもりステーション」を、マンション管理最大手の大京アステージ(東京)と穴吹コミュニティ(高松市)が採用した。南社長は「開発したシステムが全国トップの会社に認められてうれしい。今後の販路拡大に弾みがつく」と期待している。

インタープロが開発した見守り監視システム「みまもりステーション」の仕組み

 ソフトウェア開発のインタープロ(宮崎市、南克浩社長)が制作したITを活用した高齢者見守りサービス「みまもりステーション」を、マンション管理最大手の大京アステージ(東京)と穴吹コミュニティ(高松市)が採用した。南社長は「開発したシステムが全国トップの会社に認められてうれしい。今後の販路拡大に弾みがつく」と期待している。

 みまもりステーションはインターネットのクラウドサービスを活用したシステム。監視対象世帯にタブレットと人感センサーなど備えたクレイドル(据え置き機)を設置し、集まったデータをクラウドに転送、見守る側はパソコンやスマートフォンで対象世帯の活動状況をいつでも確認できる。

 具体的な使用例としては、息子家族が離れて暮らす母親の生活を把握することなどを想定。人の動きや照度、温度などのデータをグラフ化することで、見守る息子側は母親の日常的な行動を把握できる。

 在宅中なのに長時間行動がないケースや、夜中でも明かりが付いたままなど異常が疑われる事態にも対応できる。

 インタープロは単身高齢者世帯の増加が全国的に進んでいることから市場性が高いと判断し、2013年に研究開発を開始。16年からは県の産学官共同研究開発支援事業として県工業技術センターの技術支援を受けながら、17年10月にシステムを完成させた。

 大京・穴吹には、東京のITベンダー「クオリカ」を通じて販売。大京・穴吹は「あんしんリンク」のサービス名で提供する。両社は合わせて全国50万世帯以上を管理しており、クオリカは5年で5万台のシステム導入を目標としている。

 インタープロは現在、県外の複数の自治体やガス、ケーブルテレビ会社などと商談を進めており、今後3年間で販売代理店を30社程度に増やしたい考え。

 南社長は「クレイドル本体は電子基板の組み立てから県内で手掛けた製品。本県発の工業製品として発信し、新しい市場を切り開いていきたい」と話した。問い合わせは同社(電話)0985(20)5051。

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